カテゴリ:The B-52's
『Time Capsule: Songs for a Future Generation』 released on May 26, 1998
1998年5月にリプリーズからリリースされたベスト盤「Time Capsule: Songs for a Future Generation」には新曲2曲を含む18曲が収録されており、何と言っても一番の聴き所は “Summer of Love” のオリジナルver.である。この曲は4thアルバム『Bouncing off the Satellites』に収録される際、メンバーの意向に反してリミックスされてしまったため、元のミックスが世に出ることはないと思われていた。それがまさか12年後に聴くことが出来ようとは…。リッキーとキースが作り上げたオリジナルと聴き慣れていたリミックス、どちらが良いかは個々の好みによるだろうけど、個人的にはオリジナルの方が断然いいと思う。 このベスト盤に収録されている18曲がどのアルバムから取られているかは以下のとおり。 『The B-52's』(’79) - 1, 2, 3 『Wild Planet』(’80) - 4, 5, 6, 7 『Mesopotamia』('82) - 8 『Whammy!』(’83) - 9 『Bouncing off the Satellites』(’86) - 10 『Cosmic Thing』('89) - 11, 12, 13, 14 『Good Stuff』('92) - 15, 16 最後の2曲 “Debbie” と “Hallucinating Pluto” は、この「Time Capsule」のために新たにレコーディングされた。勿論、94年からバンドに復帰しているシンディも入っている。 曲順がきちんとアルバムリリース順に並んでいるので、バンドの音楽的変遷が分かってなかなか興味深い。今回新たに収録されたオリジナルの “Summer of Love” を聴くと、すんなり次作の「Cosmic Thing」に繋がり、リッキーがいた頃から既に大ヒットアルバムの素地は出来上がっていたんだなぁ…と分かる。 センターのリッキーと隣のシンディが偶然にも同じようにちょこんと微かに首を傾げていて妙に可愛いこのアルバムジャケットの写真で、メンバーの背後に映っている謎の丸い物体は、NY市クイーンズ区のフラッシング・メドウズ・コロナ・パーク(Flushing Meadows–Corona Park)に建っているユニスフィア(Unisphere)という球体のランドマークだそうな。世界有数の大きさを誇るオブジェだそうで、40m超の高さと300tの重さがあるらしい。意外とデカい。1964年のニューヨーク万国博覧会のテーマシンボルとして考案され、建設されたものなんだとか(以上Wikiさん情報)。5人がここで写真を撮られてから40年経ったが、私もいつの日かNYに行く機会があったら(おそらく一生ない)ユニスフィアをバックに写真を撮りたい このアルバムは様々なエディションが発売されていて、B'sのPVを集めたDVDが付いているエディションもある。リッキー在籍時にPVが作られた曲は “Legal Tender” と “Song For A Future Generation” の2曲しかない(“Rock Lobster” のスタジオライヴver.と “Private Idaho”、“Give Me Back My Man” のTVパフォーマンスver.はPVとは言い難い)のだが、おまけのDVDに収録されているPV集はこのとおり。YouTubeで全曲PVを見られるので、ソングタイトルをclick !
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Last updated
2021.01.23 23:25:23
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