カテゴリ:The B-52's
『Live In The Studio January '78』 released in 2015
スタジオアルバム、コンピアルバム(ベスト盤)に続き、今宵からは手持ちのライヴアルバムを御紹介――といってもそんなに数多く持っている訳でもないけど。B'sのライヴ音源はYouTubeにたくさんアップされているので、まずそちらを聴いてみてから購入した方がよいかも… 「Live In The Studio January '78」は1978年1月1日に行われた、シカゴのFMラジオ・WDAI 94.7のスタジオ・ジャムを録音したもの。 地元のDBレコード(DB Records)から初シングル “Rock Lobster” をリリースしたのが78年4月、ワーナー&アイランド・レコードと契約したのが翌79年4月、そして “Rock Lobster” の改良再録バージョンを含む、セルフタイトルのデビューアルバムがリリースされたのが79年7月である。 リッキーフェス第3夜でもちょこっと触れたが、彼らの初ライヴDVD『With the Wild Crowd! Live in Athens, GA』に収録されているボーナス・インタビューで、キースが1stアルバムについてこう語っていた。 「クリスは一切、音に装飾を施そうとしなかったんだ。彼は言ってたよ『君たちのやっていることをありのまま捕らえたいんだ』って」 アイランド・レコードの創業者であるクリス・ブラックウェル(Chris Blackwell)はB'sの1stアルバムを自らプロデュースし、2ndアルバムでは製作総指揮として名を連ねているが、何故クリスがB'sをありのまま捕らえようとしたのか、このデビュー前のスタジオ・ジャムを聴けば納得だろう。 このCDに収録されている曲は全曲、1stもしくは2ndアルバムに入っているが、もうこの頃から既にB'sの型はすっかり出来上がっており、手を加える余地などないように思える。 改めてじっくり聴いてみて思うに、B'sはやっぱりライヴがいい!特に “Rock Lobster” や “52 Girls”、“Strobe Light” などはライヴ音源だとリッキーのギターがめっちゃ冴えてて格好いい。 そう、リッキーのギターが好きな方には是非ともライヴ盤をおすすめしたい。スタジオアルバムとはギターの響きが断然違うので、かなり鮮明にギターサウンドが楽しめる(はず)♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.01.29 23:28:11
コメント(0) | コメントを書く
[The B-52's] カテゴリの最新記事
|
|