カテゴリ:The B-52's
『Party Out of Bounds』 released in 1991
このCDは、1980年8月23日にカナダ・オンタリオ州ボーマンビルのモスポート・パーク(Mosport Park)で開催されたロック・フェス『Heatwave』での演奏が収録されたブートレグだ。 ブート盤に文句を言っても仕方がないが、ジャケットはせめてリッキーも写っているフォトにしてほしかった…(T T) 『Heatwave』は “Punk Woodstock(パンク・ウッドストック)”或いは “New Wave Woodstock(ニュー・ウェイヴ・ウッドストック)” とも呼ばれ、出演はThe B-52'sの他にトーキング・ヘッズ(Talking Heads)、プリテンダーズ(The Pretenders)、エルヴィス・コステロ(Elvis Costello)、キングス(The Kings)等々。詰掛けた10万人近い観客はうだるような暑さと立ち込める砂埃に耐えながら、彼らの音楽を楽しんだという。 B'sは2つの新曲 “Darty Back Road” と “Party Out of Bounds” を含む14曲を演奏。これ程までの大人数の観客を前に演奏するのは、彼等にとって初めての体験であった。 Wikiさん曰く、『Heatwave』では権利協定が締結されてなかったにもかかわらず、フェス全体が専門的に録音されており、出演者のうちの一組であるティーンエイジ・ヘッド(Teenage Head)を録音するためにレコーディングトラックが設置されていたスタジオに引き渡された後、フェスのプロモーターであるジョン・ブロワー(John Brower)によって確保されたそうな。その後テープはカナダの独立したレコードエグゼクティブであるジャン・ファウスト(Jan Haust)に引き渡され、専門家による修復と安全な保管が保証されたのだとか。 有難いなぁ。一応YouTubeに全曲リンク貼りしているが、どうやらこのフェスのRemaster盤が2015年9月30日にリリースされたらしい。配信だけなのかな? リンクは全曲Remasteredを貼っているので、かなり音もよくなっていて聴きやすい。んー、ブート盤を持ってる意味がない…(T T) 『Live At The Heatwave Festival, Bowmanville, Ontario 23rd Aug 1980 (Remastered)』 私がこのブート盤を購入したのは今から20数年前だったと思うが(記憶あやふや)、その頃岡山駅前にあったブートレグも扱っているCDショップで買った。田舎ではブート盤なんてなかなか売ってなかったので、見つけた時はちょっと興奮してしまった。それが今やネットで買い放題♪ 本当に便利な時代になったものだ、とつくづく思う。だけど目当てのモノを探し歩いて見つけたときの興奮や喜びはもう体験出来なくなってしまった。 お小遣いを貯めて購入したレコードをターンテーブルにそっと置くときのドキドキ感や、好きな曲を厳選して自分だけのオリジナルカセットテープを作るときのワクワク感…懐かしいなぁ。 レコードは完全にCDに取って代わられ、今またCDは配信やYouTubeに取って代わられようとしている。便利ではあるけど、何だか寂しい時代になっていってるなぁ。リッキーが存命であったならば、今のこの時代をどう思うだろう…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.02.04 22:25:14
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