カテゴリ:The B-52's
『Live Germany 1983』 released in September, 2010
2010年9月にIMMORTALというレーベルから発売されたこのDVDは、83年5月14日にドイツ・ドルトムント(Dortmund)のエキシビションセンター、ヴェストファーレンハレ(Westfalenhalle)で行われたライヴ(“Live@RockPop Festival” でのライヴらしい)を収録したものなのだが、悲しいことにパッケージには4人しかいない。この頃にはリッキーもいたのに…(T T) 83年4月27日にリリースされたばかりの3rdアルバム『Whammy!』を引っ提げてのツアーということで、1曲目は全員がヴォーカルを務め、一人ずつの自己紹介パートもある “Song for A Future Generation”。ということは、これがリッキーの声が聞ける唯一の貴重なライヴDVDだ “Hi, my name is Ricky and I'm a Pisces. I love computers and hot tamales.” ポッパーズMTVで初めてこの曲のPVを見てキュートなリッキーに惹かれ、「Whammy!」を購入して以来の30余年間で、このリッキーによる自己紹介を何万回脳内再生したことだろう。鳴くよウグイス平安京並みにがっちり記憶している。 第22夜で御紹介した『Live At US Festival』、そして今回の『Live Germany 1983』でも大活躍のホーンプレイヤーのお二人、サックスのラルフ・カーニー(Ralph Carney)&トランペットのデヴィッド・バック(David Buck)は、81年にリリースされたリミックス・アルバム『Party Mix!』のレコーディングに参加して以来、82年1月リリースのEP『Mesopotamia』や3rdアルバム『Whammy!』にも加わっており、その間のツアー(82年の「Meso-American Tour」、83年の「Whammy Tour」、85年のRock in Rio)でも華麗な演奏を聴かせてくれる。悲しいことにデヴィッドは87年にバイク事故で他界、ラルフも2017年に自宅の階段から落ちて頭部を負傷し、61歳で亡くなったそうな。嗚呼、天国でリッキーと思い出話に花を咲かせているのかしらん。 私はラルフとデヴィッドが参加している頃のB'sのライヴが大好きだ。お二人がいるステージは華やかで楽しくて、本当にワクワクする。 このDVDは画質もよくて見やすいのだがカメラワークが些か奇妙で、顔面パーツのアップが多いような…特にケイトの。ケイトの瞳孔に興味がある方には嬉しいかもしれない(いないって!)。 たったの7曲しか入ってないが、リッキー在籍時代のライヴDVDではこれが一番見やすいと思う。ただ、個人的におすすめしたいのは圧倒的に『Live At US Festival』だけどね♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.02.11 23:38:42
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