カテゴリ:The B-52's
『One Trick Pony』 released in 2009
監督 : ロバート M.ヤング(Robert M. Young) 脚本・主演・音楽 : ポール・サイモン(Paul Simon) 出演 : ブレア・ブラウン(Blair Brown)、リップ・トーン(Rip Torn)、ジョーン・ハケット(Joan Hackett)、アレン・ガーフィールド(Allen Garfield)、メア・ウィニンガム(Mare Winningham)、ルー・リード(Lou Reed)など The B-52'sも本人役でちょこっと登場! 公開 : 1980年10月3日 配給 : ワーナー・ブラザース(Warner Bros. ) ポール・サイモン演じるジョナ・レヴィン(Jonah Levin)は60年代後半に1曲だけヒットしたフォークロック・ミュージシャンで、今はThe B-52'sのようなバンドの前座を務め、クラブやツアーで生計を立てている。妻・マリオンと幼い息子・マティとは離れて暮らしており、関係を修復しようとしている。ジョナは新しいアルバムをレコーディングしようとするが、無関心なレコード会社幹部のウォルター・フォックスはトレンディなプロデューサーの助けを借りて売れるレコードを作成するよう彼に圧力を掛け、無能なプロデューサーのスティーヴ・クネリアンはストリングスやサックスを加えてすっかりアレンジしてしまい――といったストーリー。 字幕なしの輸入盤なのではっきりした内容は分からないのだが(有難いことに日本の機器で再生可能)、おそらくこんな話。アレンジしまくりのプロデューサー役はルー・リードが演じている。 B'sの出番はトータルでも2分ぐらいしかないが、前座を終えて楽屋に戻ったジョナと、出番前でウキウキ(?)のリッキーの視線が一瞬だけ僅かに交差する。そしてエフェクターを手にしたリッキーを含むB'sメンバーは軽い足取りでステージに向かい、大歓声で迎えられる。盛り上がる観客を前に “Rock Lobster” (short ver.)を演奏するB'sを舞台袖で見つめるジョナ。そのステージと壁一枚で隔たれた楽屋ではジョナとバンドメンバー達が何やらお喋りしているのだが、英語なので全く分からない…(T T)そこへ飲み物を持ってくる女の子は、85年公開の『セント・エルモス・ファイアー(St. Elmo's Fire)』のウェンディ(演じているのはメア・ウィニンガム)だ!その後ジョナと一緒の入浴シーンもあったりして。 さて、リッキーがジョナと視線が合った後、マネージャーに何か一言だけ言っていて、声はちゃんと聞こえるにもかかわらず、何と言っているのかが分からない…(T T)相変わらず終始にこやかな表情で可愛いリッキーがちょっぴりでも見られて嬉しいけど。 映画自体は単調で興行も振るわなかったらしいが、ポール・サイモンのファンなら楽しめるのかもしれない。演奏シーンも結構あるし、曲も色々流れているし。サウンドトラック・アルバムは全米12位、全英17位だったそうな。B'sの出演は配給がワーナーだからかな? ちなみにタイトルの「One Trick Pony」というのは、一度しか成功したことのない人(いわゆる一発屋)、または一つの分野でしか特筆すべき技術や能力がない人を指す慣用句らしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.02.15 22:25:18
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