2478422 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

Pastime Paradise

Pastime Paradise

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
2021.11.12
XML
カテゴリ:80's Fave Albums
1984年の冬頃だったか「MTV」を見ていると、VJのニナ・ブラックウッド(Nina Blackwood)が手短に様々な音楽ニュースを伝えていた。その中で、英国ではフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド(Frankie Goes to Hollywood。以下FGTH)というバンドのデビューアルバムが話題沸騰で、プレスが追いついていないとのことだった。たったそれだけのニュースだったが何故か妙に気になった。
 そんな英国で一躍チャートNo.1を記録したアルバムとは一体どんなものだろう?と興味本位で聴いてみると、当時10代だった私の感性にピタリとハマる傑作アルバムであった。プロデューサーであるトレヴァー・ホーン(Trevor Horn)の手腕によるところが大きいのだが(当時は『トレヴァー・ホーンの操り人形』と皮肉られていたらしい)、15歳の女子中学生だった私は無邪気に “FGTH、めっちゃええやん!” とアルバムを聴きまくった。
 結局FGTHは84年にリリースしたデビューアルバム「Welcome to the Pleasuredome」と、86年にリリースした2nd「Liverpool」の、たった2枚(正確には1stがいきなり2枚組だったので3枚)のスタジオアルバムを残しただけで活動を停止してしまったが、私の中では80年代というとFGTHとA-HAの時代なのである――おそらく誰にも共感してもらえないだろうけど。

 80年に結成されたFGTHのメンバーは、voのホリー・ジョンソン(Holly Johnson)、backing voのポール・ラザフォード(Paul Rutherford)、gのブライアン・ナッシュ(Brian Nash)、bのマーク・オトゥール(Mark O'Toole)、そしてdsのピーター・ギル(Peter Gill)の5人。ホリーとポールの2人がゲイなのだが、当時はバンド自体がゲイバンドのように言われていたような気がするが、単に記憶違いかもしれない。イカンなぁ…50歳を過ぎてから記憶力の低下が著しい。
 04年に行われたトレヴァー・ホーンの25周年記念コンサートでのFGTHのライヴ映像がYouTubeにアップされているが、残念ながらホリーとブライアンは不参加で、代りにピーターの兄で元メンバーでもあったジェド・オトゥール(Jed O'Toole)がギターで参加、ライアン・モロイ(Ryan Molloy)がvoを務めている。

 彼らのデビュー曲 “Relax” はアルバム発売の前年、83年にリリースされたがお下劣な歌詞でBBC等多くの放送局で放送禁止になったらしい。にも係わらず欧州各国で1位に輝き、米国でも10位を記録するなど世界中で大ヒット!妙に耳に残るリズムもいいが、個人的にはホリーの歌声も好きで、未だによく聴いている。
 2ndシングル “Two Tribes” は曲より何より、PVのインパクトで記憶に残っている方が多いと思う。80年代の東西冷戦時代に時のレーガン大統領とチェルネンコ書記長(のそっくりさん)が土俵上で取っ組み合いをするという度肝を抜くPVで、全米では43位止まりだったが英国では9週連続1位、仏や独でも1位を記録した。
 3rdシングルの “The Power of Love” は一転してしっとり系の曲で、英国ではこれまた1位に輝いたものの、他国ではまずまずといったところだった。
 このアルバムでお気に入りの曲を挙げると、“Born to Run”、“Krisco Kisses”、アルバムタイトル曲で4thシングルにもなった “Welcome to the Pleasuredome” あたりかな。“Relax” も勿論大好き♪ Hit me with those laser beams ~ I'm coming ~ yeah ! ってな歌詞だけど…。
 
「​Welcome to the Pleasuredome​​」 Frankie Goes to Hollywood - My Fave Albums of the 80's. Vol.28

 1. ​The World is My Oyster (Including Well, Snatch of Fury
 2. ​Welcome To the Pleasuredome
   3. ​​​Relax (Come Fighting)​
 4. ​War (...​and Hide)
 5. ​Two Tribes (For the Victims of Ravishment) ​ 
   6. ​Tag (unlisted track)
   7. ​Ferry (Go)
   8. Born To Run
   9. ​San Jose (The Way)
  10. ​Wish (The Lads Were Here)
  11. The Ballad of 32
  12. ​Krisco Kisses
  13. ​Black Night White Light
  14. ​The Only Star In Heaven
  15. ​The Power of Love
  16. ...​Bang

 タイトル青字ソングはYouTubeにリンクを貼っているので、気が向いた方はタイトルをポチッ! “Born To Run” は “Ferry (Go)” に、“The Ballad of 32” は “Wish (The Lads Were Here)” で一緒に聴けますので。シングルカットされた “Welcome to the Preasure Dome”、“Relax”、“Two Tribes” はPVをお楽しみあれ♪ お勧めは勿論 “Two Tribes”。ゴルバチョフ書記長は覚えてるけど、チェルネンコさんってどんな方だったっけ?





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2021.11.12 19:56:54
コメント(0) | コメントを書く
[80's Fave Albums] カテゴリの最新記事


PR

Free Space

Recent Posts

Category

Keyword Search

▼キーワード検索

Headline News


© Rakuten Group, Inc.
X