カテゴリ:鬼滅の刃
2016年~2020年まで週刊少年ジャンプに連載されていた吾峠呼世晴さんの「鬼滅の刃」は、単行本全23巻の累計発行部数が1億5000万部超、20年に公開された劇場版も日本歴代興行収入第1位を記録して社会現象にまでなったスゴい漫画であるが、元々流行モノ嫌いのへそ曲がりな性分なので全く興味がなかった。
21年6月にその劇場版DVDが発売されたとき、勤務先の小売店に3枚入荷された内の2枚はすぐに売れたが残り1枚がしばらく残っていたため、売場をすっきりさせたくて購入した。(その後さらに6枚追加で入荷されたが結局完売したため、自腹で購入した意味が全くなかったという…) 先日、そのDVDの存在をふと思い出し、興味はないがせっかく購入したのだから捨てる前に一度だけでも見ておこうと、鬼滅の刃に関する知識ゼロ状態で鑑賞したところ、予想外に――いや、評判どおりに面白かった。劇場版「無限列車編」のメインキャラが300億だか400億だかの男と言われていて、公開時は何じゃそりゃ!? と思っていたのだが、確かに煉獄さんは300億の男(最終的には全世界で500億超の男になった)に相応しい、魅力的なキャラクターであった。 しかし、いきなり劇場版を見ただけなので、炎柱である煉󠄁獄杏寿郎さんVS上弦の参である猗窩座との戦いシーン以外は分からなかったことも多く、泣いてるカラスや病弱そうな人、黄色い少年と猪頭少年のヘンなノリ、煉獄さんの訃報を受ける他の柱であろう人たちは、一体誰で何なのだ?この劇場版をより楽しむには、当然のことながら漫画なりアニメなりを最初から見ておかねばなるまい。…というわけで昨日、Netflixで「竈門炭治郎 立志編」全26話を見てみたのである。 いやぁ、おばちゃんは驚いたよ。このアニメって小学生にも人気があったんだよね!? 今どきの小学生ってこういうアニメ見て楽しんでるの!? グロくない?そこそこ重くない!? あ、でもよくよく思い起こしてみたら、昔のアニメも結構重かったわな。子供の頃は軽く受け止めて普通に見てたけど。「はやく人間になりた~い!」とか。ただ、同じジャンプ漫画である「ONE PIECE」もそうだったが、登場人物の悲しい過去の連続にはちょっと辟易。 一からストーリーを順に追って、「無限列車編」を再び鑑賞。煉獄さんが遺した言葉の意味を理解した。でもって劇場版で泣いてたカラスは本部連絡用で煉獄さん専任の鎹鴉だったのね。病弱そうな人は鬼殺隊頭目の “お館様” か…。黄色い少年・我妻善逸くんや猪頭少年のキャラ、鬼殺隊の柱の面々も分かった。 「立志編」と劇場版を見た中で、個人的にお気に入りキャラBEST3を挙げるとしたら、1位は他を圧倒的に引き離して煉獄さん、2位は水柱・冨岡義勇さん、3位は善逸くん…かな。 年の瀬に良い作品に出会えてよかった。 「己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと 心を燃やせ 歯を食いしばって前を向け。君が足を止めて蹲っても 時間の流れは止まってくれない。共に寄り添って悲しんではくれない」 この煉獄さんの言葉を胸に秘めて、2022年も一歩一歩前に進んでいこう。 その後、コミックス全巻とファンブックも購入し、読破した現在のお気に入りは煉獄さん、冨岡さん、伊黒さん&蜜璃ちゃんであります。宇髄さんもかっこよ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.12.12 02:12:09
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