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2023.02.27
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カテゴリ:Corey Feldman
The Lost Boys』 ロストボーイ
 監督: ジョエル・シュマッカー(Joel Schumacher)
 脚本: ジャニス・フィッシャー(Janice Fischer)、ジェームズ・ジェレミアス(James Jeremias)、ジェフリー・ボーム(Jeffrey Boam)
 製作: ハーヴェイ・バーンハード(Harvey Bernhard)
 製作総指揮: リチャード・ドナー(Richard Donner)
 出演: ジェイソン・パトリック(Jason Patric)、コリー・ハイム(Corey Haim)、キーファー・サザーランド(Kiefer Sutherland)、ダイアン・ウィースト(Dianne Wiest)、エドワード・ハーマン(Edward Herrmann)、バーナード・ヒューズ(Barnard Hughes)、コリー・フェルドマン(Corey Feldman)、ジェイミソン・ニューランダー(Jamison Newlander)
 公開: 1987年7月31日

           

 一昨年7月、コリー・フェルドマン(Corey Feldman)の生誕50周年を記念して当駄BLOGにて彼のバースデイ・パーティーを人知れず開催はしたものの、膵臓に影があると言われて検査を受ける羽目になり意気消沈し、強制終了してしまった。80年代にコリーが出演した作品は全くハズレがなく、映画の面白さに加えてコリーも魅力に溢れており、どの作品も見ごたえ十分なので是非とも御紹介したく、再開した次第である。ちなみに膵臓くんは何ともなかったです。

 青春映画の傑作と名高い『スタンド・バイ・ミー(Stand By Me)』の翌年公開された『ロストボーイ』(The Lost Boys)は若者向けのヴァンパイア映画なのだが、コメディ要素もあるお洒落なホラー作品という感じで、『グーニーズ』(The Goonies)のホラー版だという声も。「グーニーズ」を監督したリチャード・ドナー(Richard Donner)が製作総指揮なので、テイストは若干似てるかも!?

 カリフォルニア州の海辺にある町サンタ・カーラは太陽あふれる良い町だが何故か行方不明者が多く、マイケルとサムの兄弟は、離婚した母のルーシーと共に、剥製を作っている変わり者の祖父宅に同居するため、アリゾナから引っ越してきた。兄のマイケルは町のイベントで、美女であるスターに惹かれ声をかけるが、彼女はマイケルを気にしつつも、チンピラのデイヴィッドのバイクに同乗して去っていってしまう。弟のサムは漫画雑誌屋でエドガーとアランのフロッグ兄弟と出会い、仲良くなる。フロッグ兄弟は、町には吸血鬼が出て、行方不明者が多いのはそのせいだと真面目にサムに用心を説く。翌日、マイケルはスターと会うもデイヴィッド達に連れられて洞窟に行き、デイヴィッドがさし出す酒を挑発されるままに飲んでしまう。翌日の真昼に目を覚ましたマイケルは太陽光を嫌い、おかしなそぶりをし始める。その変化をいぶかしんだサムはフロッグ兄弟に相談し、三人はマイケルが吸血鬼化しているという結論に達する。漫画によれば、まだ人の生血を吸わないハーフ吸血鬼のうちに親吸血鬼を倒せば元の人間に戻ることが出来、そうでなければマイケルは完全な吸血鬼になってしまうという。マイケルを人間に戻すために、少年たちは力を合わせて戦う――というストーリー。(Wikiさんより)

 後に “Wコリー(The Two Coreys)” と呼ばれるほど女の子に大人気となり、9作品で共演しているコリー・ハイム(Corey Haim)とは、今作が初共演。
 コリー・ハイム演じるサム(Sam Emerson)の母親・ルーシー(Lucy Emerson)役はダイアン・ウィースト(Dianne Wiest)。どこかで見覚えがあるような…と思っていたら、彼女は84年公開の『フットルース』(Footloose)でケヴィン・ベーコン(Kevin Bacon)演じる主人公・レン(Ren McCormack)のGF・アリエル(Ariel Moore)のお母さんを演じた方だった。ダイアンさんは86年公開の『ハンナとその姉妹』(Hannah and Her Sisters)でアカデミー助演女優賞を受賞しており(94年にも再受賞し、アカデミー助演女優賞を2回受賞した史上2人目の女優さんである)、メインキャストを務める若手俳優陣の未熟さを見事にカバーしてくださっている。でもって、越してきたばかりのルーシーが職を得るビデオ屋の店主・マックス(Max Lawrence)役のエドワード・ハーマン(Edward Herrmann)の怪演もなかなかだ。
 ヴァンパイアのデイヴィッド( David Powers)を演じているのは、今や『24 -TWENTY FOUR-』(24)のジャック・バウアー(Jack Bauer)役で絶大な人気を誇るキーファー・サザーランド(Kiefer Sutherland)。コリー(フェルドマン)とは『スタンド・バイ・ミー』でも共演していたが、今作でも敵対している。
 そのコリーが演じているエドガー・フロッグ(Edgar Frog)と、ジェイミソン・ニューランダー(Jamison Newlander)演じるアラン(Alan Frog)のフロッグ兄弟が面白い。本人たちは大真面目に吸血鬼退治をしてしているのだが、何せまだ少年なので、どこか抜けていて微笑ましい。

 作品はそこそこヒットし、サターンホラー映画賞を受賞。続編を待ち望む声も多かったようだが、結局09年にコリーが再びエドガーを演じた『ロストボーイ:ニューブラッド』(Lost Boys: The Tribe)と、10年にジェイミソンのアランも加わった『ロストボーイ サースト 欲望』(Lost Boys: The Thirst)がDVD&Blu-rayでリリースされた。『ニューブラッド』には最後にチラッとコリー・ハイムも出演していたが、うーん……。これらを含めて「ロストボーイ」3部作と一応はなってはいるが、コリー・フェルドマンのファン以外は認めないだろうなぁ。
 ネオン・トゥリーズ(Neon Trees)が10年にリリースしたデビュー・アルバム「Habits」からの2ndシングル “1983” のPVは『ロストボーイ』に登場する遊園地が舞台で、コリーがエドガー・フロッグに扮してカメオ出演していて嬉しいがぎり。
 また、主題歌 "Cry Little Sister (Theme from The Lost Boys)" も非常に良く、マリリン・マンソン(Marilyn Manson)やL.A.ガンズ(L.A. Guns)など、様々なアーティストがカヴァーしている。

 DVD特典を観ると、製作者さん達は続編として女子ヴァンパイアの『ロストガール』を撮りたかったようで、実際に21年秋には女性を主人公にした新作の発表があったようなのだが、どうなったのだろう?
 ただ、製作総指揮のリチャード・ドナー(21年7月逝去)を始め、監督のジョエル・シュマッカー(20年6月)、脚本のジェフリー・ボーム(00年1月)、出演したコリー・ハイム(10年3月)、エドワード・ハーマン(14年12月)、祖父役のバーナード・ヒューズ(06年7月)など皆さん既に鬼籍に入っておられるので、続編はやめておいた方がよいかも。

 Cry Little Sister (Theme from The Lost Boys) - Gerard McMann
 1983 - Neon Trees





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Last updated  2023.02.27 18:20:56
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