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2023.08.04
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カテゴリ:香港電影
先日、アマプラ(Amazon Prime Video)で気になる作品を見つけた。「封神伝奇 バトル・オブ・ゴッド(封神傳奇)」というタイトルからして、大好きな「封神演義」を中国で映画化したものに違いない。16年公開なのでそこそこ最近だ。中国人俳優とか全然知らないけど、早速観てみた。
 制作(Production):中国星電影有限公司、出品人(Exective Producer):向華強――ということは中国・香港合作だったりして。ひょっとしたら知ってる役者さんいるかも!? なんて期待に胸を膨らませつつ鑑賞したのだが…。

 思てたんと違ーーーう !!

 「封神伝奇」のあらすじはというと――
“時は古代中国、殷の時代末期。第三十代の王、紂王は九尾の狐が化けた美女、妲己に魅了されている。彼は操られるままに暴政を行い、周辺への侵略を開始。人間界では魑魅魍魎が跋扈し、乱世が始まろうとしていた。事態を重く見た仙界最強の道士にして周の軍師、姜子牙はそれを阻止しようと楊戩、哪吒、姫雷らを遣わす。一方、妲己もすでに謀略を張り巡らしていて神と魔の戦いが始まる。”(Wikiさんより)

 「封神演義」の物語を2時間そこらでまとめられるわけがないのは観る前から分かってはいたが、まさか姫雷が火の剣を探す旅がメインという、意味不明な話になるとは。
 登場するのは紂王、妲己、申公豹、姜子牙、姫雷(雷震子)、姫昌(文王)、姫発(武王)、哪吒、楊戩、龍王あたり。太乙真人も出ていたらしいのはエンドロールを見て知ったが、それに記されていた役者名に驚愕した。
 紂王:レオン・カーファイ(梁家輝)、姜子牙:ジェット・リー(李連杰)、申公豹:ルイス・クー(古天樂)、役分からん:ジョーダン・チャン(陳小春)に龍王:レイ・チーホン(李子雄)まで!ええッ、めっちゃ豪華!なのに何故こんな残念映画になっちゃったの?
 中国側の役者さんは分からないけど、妲己を妖艶に演じていたファン・ビンビン(范冰冰)は18年に脱税疑惑が発覚して追徴課税や罰金などで146億円払ったというニュースで知っていた。

 まぁ殷周革命を舞台に、神・仙・人・魔が入り乱れての戦いが繰り広げられる古代中国SF物語が元なので、CG多様は仕方がないとしても、CG哪吒はちょっとどうかと…。それに申公豹が木偶に命を吹き込んで姫雷の元にスパイとして送り込んだ女性・藍蝶(演じているのはアンジェラベイビー(楊穎))なんてオリジナルキャラを出すくらいなら、雲中子とか黄天化とかを出してほしかったかな。
 楊戩役のホアン・シャオミン(黄暁明)という中国の俳優はなかなかのイケメンさんでイメージにピッタリだったけど、この方とアンジェラベイビーは夫婦だったのね(22年離婚)。

 2000年代に入ったあたりからリアルタイムで香港映画を鑑賞する機会がほぼなくなったので、全身龍王コスプレのレイ・チーホンに気付けなかったのは仕方がないにしても、ほぼ素顔で出ているレオン・カーファイすら分からなかったとは情けない。
 唯一、最初は年寄りだった姜子牙が年齢逆行術を掛けられてどんどん若返っていく過程でジェット・リーだけは気付いたのだが、彼には元々興味がなくて出演作もほとんど見たことがなかったので、こんなに演技が出来る俳優だったのかとそちらに驚いた。

 ジェット・リーが主役っぽいけど、主人公はジャッキー・ヒョン(峰晃弘)演じる雷震子!





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Last updated  2023.08.05 00:07:12
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