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「やる気」さえあれば、何とでもなる!!!!!

今までビジネス・その他で様々な場面に接してきましたが、このことについて間違いであったと思ったことはただの一度もありません。
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かかってきなさーい!!(え?ホントに来る?)



著作

「営業マン やる気塾」(きこ書房)

「売り上げを増大させる 営業マナー ビデオ」(日本経営合理化協会)

 
2006年04月08日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
最近、「公私混同」について話題にした経営者に4人、立て続けに会ったものですから、少々言いたいことが噴き出してきました。
(なぜ、そんなに頭がカタイのだろう・・?頭突きではかなわないなあ・・。あ、違うか。)



確かに、報道その他我々の身の回りにはケシカラン話が渦巻いており、社会的責任の重大な立場の人物が何とも破廉恥な行動を取って非難されている事例は数え切れない。


(破廉恥といえば、無職のボーっとしたオジサンがその辺の壁に向かって用を足していてもそれほど大問題として咎められることはないだろう。しかし、総理大臣があるいは一流大学の総長があるいは一流企業の経営者が、同様のことをしていては・・・ましてや大のほうでは・・・・!?いや、失礼。そんなことはないであろう。。)




そんな世の中において、「公私混同はケシカラン!」とケジメをつける態度はご立派!素晴らしい!ワンダフルだ。




私の身近にもとんでもなく“公私混同の人”が存在する。
(もちろん、これはケシカランです)


最近あった事例では、自宅を新築した際の家具調度品一式をなんと、会社の経費でそろえてしまった社長がいる。金額は半端なものではない。
(ま、やり方はいくらでもあるが・・。)

そうでなくとも、個人使用分のあらゆるモノを会社の経費で賄っている人はそこらじゅうにいるものだ。

これではそこで働く従業員はやる気を失う・・・

であるから、本当は常識中の常識として「公私混同」はケシカラン、言語道断のことといえる。




・・・しかし、ややへそ曲がりの私はこのご立派な態度にもときどき疑問を生ずるときがある。で、先日ある経営者に一喝してしまいました。


「何を考えているんですか。あなたのその“病的な潔癖症”(ここでは具体的には言えません。誰だかということが本人にわかってしまうので)がかえって会社の発展を妨げているのがわからないのですか?公私混同がいけないのは確かに当たり前のことですが、あなたの場合はこだわりすぎてかえってマイナスを生んでいる・・。そんな経営者のもとでは社員の皆さんも窮屈でかわいそうだ・・・。」


雰囲気はおわかりいただけたかと思いますが、要は、「公」と「私」を区別することにのみ意識が向きすぎていて、“どうもなあ・・・”と感じる方が、最近の4人の経営者でした。




厳密に言えば、「公」と「私」を完璧に区別することが難しいものはいくらでもある。

自家用車、食事、旅行、物品、贈り物、ゴルフ・・・などなど。会計士の指導によって帳面上の比率・区分を決めることはできるが、本当にキチンと「公」と「私」を区別し切れるかというと、これは不可能に近い。そんなことに神経をすり減らすくらいならばもっと重要な事柄に意識を向けることのほうが経営者としても重要なはずだ。



経営者としてもっと意識すべきことは、

『それが経営のプラスになるのかどうか』

ということだ。


そんなことは決まりきっているではないか。



またまた極端な例だが、遠来の旧友が久しぶりに訪ねてきた。勤務中であるが、時間の都合をつけて空港まで迎えに行き、食事を共にし、そこでビジネスのヒントをたくさん仕込んできて社業の発展に生かす・・・。よくある話だ。

いいことではないか。
もちろん、こうすることで社員のモチベーションが下がってしまうようなことではいけない。むしろ、その出来事を社に帰って披露すると、皆が“それはよかったですね!”と心から賞賛してくれる条件は整えておかなくてはならない。
(別に難しいことではない)



あるいは仕事中に自宅に帰ってひとっ風呂浴びて気分を一新し、そこで閃いたすばらしいアイデアをもってプロジェクトを成功させる。

一般には仕事中になんということを・・・、ということであるが、そんなことは私に言わせれば

「それがどうした!」

だ。

これは経営者だけの“特権?”ではない。私はサラリーマン時代にもそんなことはいくらでもあった。それも隠れてコソコソでなく、堂々とやっていた。
夜の大勝負(大事な商談)を控えて、夕方4時ごろからジムへ行ってひと汗流してそのあとゆっくりと瞑想しながら作戦を練り、同僚らが帰宅してからも深夜までせっせと頑張り、成果を上げていた。



そのことをいちいち“勤務中に何をしているのか”とか、“ズルイ”とか言って、人を非難するような奴にはよく吼えていた。

「なら、おまえもやれば?」


・・・・なんともまあ、若かったねえ私も・・。(実は今もあまり変わらないが)
“浮いた存在”か“嫌味な奴”であったかもしれない。しかし、種々の人間がいる組織・社会にはそのような人間も必要である。爆発的な成長、変革、起死回生をはかるには特に!
(大体において私は四角四面は窮屈で息が詰まってしまうので、ついこのような行動を取る傾向が強い。)




人生を懸けて仕事をしておれば、公私の区別をわざわざつけることもなくその本分を果たすために寝ても醒めても意識が向いているはずだ。


そういう意味では、
「今、休暇中だから仕事のことはきれいさっぱり忘れてリフレッシュしています!」
というコメントにはなじめない。
(その是非を論じているのではなく、あくまでも私の趣向ですが・・)


罪となるような公私混同や、どう考えても道義的社会的に問題がある公私混同はもちろんいけない。あくまでも常識的(これがなかなか曲者であるが)に一定水準を越えていることが重要であるが、これはわざわざ言うまでもないことだな。




だから、少々真面目すぎて少し混沌として息苦しさを感じている経営者・企業人に言いたい。

『堂々と公私混同せよ!!
それで人様に迷惑をかけることなく成果が上がるのであれば!』


そもそも公人・私人といっても同一の自分なのだから。
誰でも私人として過ごしているときも公人としての目で物事を見つめることはしばしばだ。その逆も。(・・・え?違う?!)


あと「趣味と実益を兼ねて・・・」というのもなかなか微妙なコメントだが・・・。

あまり言うと屁理屈が過ぎるのでこの辺にて。








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最終更新日  2006年04月09日 21時40分14秒
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