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テーマ:ファッションニュース(128)
カテゴリ:仕事ゴト
今年のエルメスのテーマは「ダンス!」
あ、最初に。 ご招待を享けた訳ではございません。お仕事です、働いてきたんです、ハイ。 朝8時30分に梅田、ブルーノート入り。 前日から続く設営の様子を見ながら、進行の擦り合わせ、タレントの出入りの確認。 昼前からバラバラと出演者が来だして個別のRH、そしてシーンの変わり目や照明・映像・音響の確認などをしながら全体の形を固めていく。 開場は19:30予定が早まり、19:20。 20:00過ぎに主催者、HERMESの斉藤社長のご挨拶の後、ディナー、ご歓談です。 歓談中もステージのスクリーンでは、フレッド・アステアなどの昔の映画のダンスシーンなどが上映されてます。 ショーのスタートはコース料理のコーヒーのサービングが落ち着いた21:00過ぎから。 まずは日本が誇るパフォーマー中村有志さんのパントマイム。 有志さんはRHの時から、「こうしましょう」「ああしたら、こうなりますよ」とショーの構成も考えながらアドバイスして下さいました。 ステッキを持って、顔を白塗りし、クラウンマイムで宴客を笑わせます。 次はサルサダンサー4人組、もちろんベッピン4人。 東京と海外で主に活動してるらしい。お一人は六本木でスタジオとサルサバーをされています。「ぜひお越し下さいな!」と名刺をいただきました。 彼女たちの“魅せる”踊りに場内拍手喝采! 雰囲気を変えて次はワルツとフォックストロットを2ペアが続けてパフォーマンス。 「どっかでお逢いしたなぁ」と思っていたら、昔、息子が教えてもらっていたダンススタジオの先生でした。「お元気でしたかー!」とバックステージでしばし近況報告会。 その後はステージ照明もグっと扇情的にアルゼンチンタンゴを2ペアが踊る。 再度有志さん登場! ここでは着物のハンガースタンドを使っての1人2役のパントマイム。 次はね、RHからボクが最も期待していたグループ。 あののエンディングで“ゲタップ”を指導し、実際に踊っていたHIDEBOHさんが率いる“STRiPES”のタップパフォーマンス! 実は前日からなぜ設営に時間がかかったかと言うと、このタップ用に特製の床を持ち込んでいたんです! ボクら業界では、歌舞伎や能・狂言、日舞をやる時に“所作台”という台をステージに載せます。 舞踊の動きがその台を敷いた事によって良くなります。もちろん見得を切ったりした時の足音もこの所作台ならではの音の響きがあります。 タップの場合も同じ、通常はタップの響きが綺麗に聴こえる様に、タップマットというアクリルや樹脂で出来た板をステージに敷き詰めます。その鳴った音をマイクで拾うのが通常のタップシークエンスなんですが・・・ 彼らの床は違うんです!なんと、ピックアップ(ギターなどをやられる方はご承知でしょうが、弦などの響きを捉えるマイクのことです)が内蔵されている床なんです! 全然、と言っていいほど、タップの音の響きが格段に違います。また(生音ではなく)ラインで音がくるので、エフェクトをかけたりも簡単に出来る! 生のジェンベ(アフリカンドラム)と絡めたナンバーあり、コンビネーションで魅せるナンバーあり、もちろん『座頭市』ナンバーも披露してくれました。仕事とはいえ、すんごい得した気分。 来客すべてにバレエ用のチュチュを配り、社長や有志さんも混じえて簡単なダンスステップの講座があって、生バンドによるソウルナンバーの演奏でダンスパーティーが始まる。 ここでサプライズゲスト! ほら、大阪やん、テーマ「ダンス」やん、ほら、、、 ハイ、そうです。『ダンシング・オールナイト』です! もんたよしのりさん登場! 実は生バンドのメンバー、もんたさんのバックミュージシャンでした。 この後、ドラムセッションに連れられたサンバチームも乱入し、DJタイムになりぃの、の大ディスコ大会!ステージ上、チュチュつけたお客さん大乱舞! 23時まで続いた濃いぃパーティーでございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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