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あんのういもやさいダイアリー

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2021.01.15
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カテゴリ:宇宙意識など


プター「海底地震は海底の断層と水の運動を引き起こし、それが1回または複数回の津波を形成して内陸地震よりもはるかに激しい破壊を引き起こす。
内陸地震の場合、破壊は振動、地中や地面の亀裂、横滑り断層などによるものに限られている。つまり海底地震は内陸地震とはまったく形態が異なる。
原子力発電所にとって、絶対的な安全は決してあり得ないことは我々自身の経験から知っている。
それは我々の祖先が、同様に安全でないエネルギー回収技術を利用した時のことであるが、その技術は今日の地球の原子力技術に比べれば何倍も進歩していた。
そのような原子力発電所はしばしば少なからぬ原子炉を備えており、世界中で類を見ない核災害が起こるまで運転され続けた。その時予想しない宇宙からの外的影響の結果として誤動作により非常に多くの原子炉が爆発して4,800万人以上の人間の命を奪った。
同様か類似の規模の事故が地球上でも起こる可能性がある。
事故もしくは大事故が起こらないように、原子炉を制御することは決して出来ないから。
実際、遅かれ早かれ必ず様々な影響が生じて大小の惨事を招くでしょう。
そのようなことが起こらないとすれば、それは幸運以外の何ものでもない。
我々の祖先も原子炉が爆発して世界中に大惨事を引き起こし、広大な領域が核放射線により非常に長期にわたり汚染された後、ようやく絶対的な安全を保障できる新しいエネルギー回収技術が作り出された。
原子力発電所技術について言えば、何らかの影響によって危険な障害が発生するのを防止できる保証はない。
なぜならこれに関しては、破壊的な誤動作とそれにより大惨事の発生につながる要因があまりに多く存在するから。
考えられる最大の危険は、思慮を欠いた技術的な不完全性という点で予測できない人間のミスと、太陽の生成物から出る危険性の高い破壊的な放射線などの宇宙的要因である。
隕石もまた原子力発電所と原子炉の破壊を誘発し得る要因である。
すなわち、内陸地震と海底地震だけではなく今述べた可能性、設備の誤動作、そして何よりも核燃料そのものによる予測のつかない暴走も考慮しなければならない。
核燃料はそれらの廃棄生成物と同様に、常に危険を意味している。

これらすべての他に、冷却材が核燃焼の影響を受けてある化学変化を起こし機能しなくなることもあるが、これは地球の原子力の運営者や専門家にはまったく知られていない。
たとえ冷却に水を使用しても、水が安定性を失って蒸気となり、途方もない爆発力を発揮することがあるが、同じことが純粋に化学的な冷却材にも当てはまる。
もし事故が起きたら、最良の冷却システムでさえ絶対安全に燃料を冷却できる保証はない。しかしこれ以外にも、危険な要因があるが考慮されていない。それらは原子物理学者などには知られていないからである。それというのも彼らは十分広い視野で考えず、危険をはらんでいる他の原因や形態を探求しないから。
それゆえいつでも予期しない喜ばしくないこと、危険なこと、破壊的なこと、それどころか大惨事が起こり得る。
地球上の原子力技術の水準が現在よりはるかに高かったとしても、原子力発電所と原子炉の危険性は変わらないでしょう。どのみち地球の核技術では認知されていない多くの事柄について予測がつかない。
危険性はそれだけではない。最大の危険は、放射能が漏れ出して多くのものを非常に長い期間、それどころか数百年、さらには数千年にわたって汚染すること。しかも放射線は多量であれ少量であれすべて汚染する。
原子力発電所によってエネルギーを回収することは根本的に無責任であり、したがって厳しく禁止されるべきである。
これはまさに国民に電力を供給するための大規模な原子力発電所のみならず、潜水艦などに搭載された小型の原子力発電所および原子炉にも当てはまる」。

ビリー「非常に明確に言ってくれた。だが、地球人は原子力エネルギーの狂気に駆られて、世界中で既に何百基もの原子力発電所と原子炉を建造、運転している。今これらが突然停止したら、世界中で深刻なエネルギー不足が生じるでしょう。
実際、再生可能エネルギーで駆動されている発電所は、すべてのエネルギー需要を賄うにはあまりに少ない。それゆえまず、すべての原子力発電所に取って代わることができる他の発電所を考え出して建造しなければならない。だがそれにはまだ長い時間がかかる。なぜなら担当の学者や専門家は愚かなため、絶対に有害物質を出さない完全に安全なエネルギー発電所を開発できないから。君たちの祖先はそれを熱発電所で行ったというのを、セミヤーゼから聞いたことがある。その説明によると、地中深くから熱を汲みあげて巨大な熱発電所を運転したが、それによって君たちの惑星の全エネルギー需要をまかなうことができた。
そのあとで有害物質を出さない別のエネルギー生産技術も開発されたが、危険な廃棄物はまったく発生せず、GAUもスーパーGAUもなかった。そのような事故は君たちの初期の原子力発電所で生じたが、この地球上の原子力発電所でも繰り返し起こることが避けられない。
たとえば、太陽が突然狂い出して地球に途方もない放射線を放ち、それによってすべての電子機器、装置、発電機、ポンプ、機械などが突然止まって原子炉の冷却が麻痺する恐れがあることも知らない。そのようなことが起これば、原子炉が吹き飛び、世界中を巻き込んだ核大惨事が起こる。
原子力発電所では原子炉冷却システムは自家発電機能も持っていると思われているが、太陽の途方もない放射線によってこれらも故障するというのは、君がかつて言った通り。
技術的に最も重要なプルトニウム同位体239Puは、いわゆるα放射体で半減期は24110年である。プルトニウムは銀白色の重金属であり、とりわけ原子炉もしくは増殖炉において生産される。自然界ではウラン鉱石中に極微量含まれており、天然ウランから発生する。
プルトニウムはα放射線作用が強く、人間その他の生物の骨中に沈着する傾向があるため、放射能が全身に作用する。プルトニウムは知られている中で最も危険な毒物に属する。プルトニウム粉塵を吸入するとたいてい肺癌を引き起こし、数㎍の作用でも致命的な放射線障害を招くことがある。少なくともこれらは私の知る限り最も重要な事実である。プルトニウムはこの他にも二つの半減期がある」。

プター「言えるのは、放射線を除去できる可能性はまったくないということだけ。これに関して効果のある方法も知らない。せいぜい放射線がそれぞれ半分に減る半減期を考慮できるだけである」。

ビリー「24110年後にはまだ放射性物質の半分が残っており、さらにその24110年後にはまた半分が残っているというように続く。実効的な半減期は体内の放射性物質の放射線作用がそれぞれ半分に減少する時間を表している。この減少は放射性崩壊と体内からの排出によって起こる。プルトニウムはアクチノイドおよび超ウランに属する放射性化学元素である。ほとんどが人工的に製造される不安定な同位体の種類は多く、現在15以上知られている。その中で最も寿命が長いのが244Puで半減期は8260万年、これよりやや短いのは半減期が242Puで376300年である。このほかにも百科事典には次のような半減期が載っていた」。

種類          半減期
トリウム219      1.05μ秒
窒素           9.96分
カリウム         12.36時間
ヨウ素131       8.02日
ストロンチウム90     28.78年
セシウム137      37.17年
ラジウム226      1600年
炭素           5730年
234U(ウラン)    2.46×105年
235U         7.04×108年
238U         4.47×109年

プター「これもすべて正しく。何も付け加えることはない」。




プター「現在の地球上のCO2の量が0.046%もしくは460ppmであると言うのは正しい。それは実際に地球の科学者が欠陥のある装置で測定したものより若干多い。この0.046%というCO2の量は生命形態にとってまだ非常に危険というわけではないが、平均以上にCO2にたいして敏感な人間の場合は、非常に頻繁に偏頭痛や吐き気やめまいが起こることがある。さらにこの分子は他のさまざまな要因のほかに気候にも強く影響して、気候変動に寄与する。つまり460ppmという量は有害ではないが、CO2に敏感な人間に対してはある作用を及ぼし、さらに気候変動にも影響して、自然災害で多くの人間が命を失っている。
大気中には0.046%のCO2が含有されているが、これは地中や海洋その他の水域に蓄積されたCO2をまったく計算に入れていない。
こうしたCO2は蓄積を続け、種々の過程を経て徐々に遊離して大気にも到達する。さらにCO2が、すべての海その他の水域を酸化することによって害を及ぼすということにもまったく言及されていない。
このガスは空気中の含有が約1%に達すると、人間にとっても有毒であり、ごく一般的に頭痛や慢性的な疲労を引き起こす。さらに空気中の含有が8%に達すると、絶対致死量となる。もちろんこれらすべてのことは長いプロセスを経て生じるのであり、今日か明日起こるというものではない。
しかし地球人が制御されないまま人口が増え続け、これまでのように過剰なガスを発生し続けるならば、全体を押しとどめることができない。
将来生じるすべての要因によって、CO2の量が突然急上昇することがあり得る。
特に地中および海中に蓄積され、集まった分子がなんらかの状況で空気中に遊離すれば、呼吸するすべての生き物にとって危険となり得る。このようなことはまだ生じておらず、近い将来に予測されてもないが、460ppmというCO2の量が危険でないというのは誤った仮定である。
なぜならこれは驚くほど高い値だから。
というのもこの分子により気候は著しく不都合な影響を受け、一部の人間には偏頭痛、吐き気、めまいなどの健康上の被害をもたらしているからである。
およそ150年前には大気中のCO2の量は0.028%であり、工業化の直前は187ppmであった。したがってそれ以来CO2の量は、273ppmも増えたことになる。
地球の大気にはもともと微量のCO2が含まれていたが、残念ながら地球人はこのガスの量が大幅に増えることに非常に大きく貢献した。
これは石油、天然ガス、石炭などの化石燃料を無責任にも過剰に燃やすことによってであり、そしてまたその他の自然に、または化学的に産出された物質によってである。
飛行機、自動車、トラクター、その他のエンジン付き車両などの交通手段やあらゆる種類の作業機械、内燃機関で駆動される船舶も大きく寄与している。なんらかの形でガスまたは石炭を用いて運転される発電所または工場もこれに属する。
さらに世界中で熱帯雨林を伐採したり焼き払ったりすることや、沼沢地の森や肥沃な草原を破壊して住宅や工場などを建設することも、CO2の量の上昇に寄与している。
確実に言えるのは、すべてのことが現在あるよりもさらに悪くなるということ」。

ビリー「かなり以前に話し合った地球の自転について、地球の極の氷河が溶けたために自転の速度が速くなり始めたというものであった。氷の溶解の結果、地球の円周が小さくなる一方、氷塊によって圧縮されていた地層も再び少し膨張するということ。
しかしそれは大量に溶ける氷の厚さに比べれば非常にわずかである。そのため地表はわずかに隆起するにもかかわらず、円周は小さくなり地球の回転が速くなるという。
君が言うにはこの回転は人間には感じられず、それに適した技術装置を使って確認できるだけ。事態が正しく理解されずに、地表が再び隆起するから地球の自転は遅くなると主張されている。CO2の件を再度取り上げたのも同じ理由からで、地球の自転を改めて話題にしたのは、回転が速くなることについて君が語ったとおりのことを正確に説明した短い記事を読んだから。
すなわち世界中で氷が解けることによって地球は微妙に速くなるが、それは人間には感じられず、特殊な装置によって確認できるにすぎないという、つまり君の言明が裏づけられた」。

プター「それ以外のことはあり得ない。というのもなんらかの事情で虚偽を言うことは私の性分に合わないから」。





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最終更新日  2023.04.11 13:56:56


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