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2006.04.18
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カテゴリ:仕事
その瞬間はいつもと変わらない夜に訪れた。いつもと変わらない「酒の席」でのたわいもない会話だった。この仕事における葛藤やくすぶりから目覚めスカッと頭の中がクリアになり、自分が今しなくてはならない事が明確になったのだ。

無二の親友でありMOORの商品ディレクターである仲間が言った「俺たちの仕事は人の幸せを作れる」という言葉を聞いた瞬間だった。

4月1日からMOORのショールームがオープンした。僕はその日、2組のお客様を接客させていただいた。新築のマンションをご購入された若いご夫婦が小さなお子様を連れて家具を選びにきてくれた。僕がおすすめした家具に3人で座り楽しそうにはしゃいでいる。その姿はとても幸せそうで、微笑ましい。きっと3人とも頭のなかで「このソファがある幸せな生活」を想像していたんだと思う。

「俺たちの仕事は人の幸せを作れる」

そうなのだ。僕の仕事はパソコンで画像をこねくりまわす事ではなく、プログラム言語を打ち込む事でもなく、クリエイティブディレクターなんて胡散臭い肩書きの名刺を人に渡す事でもないのだ。幸せな生活をつくるお手伝いをするのだ。インターネットの世界に入り、リアルな接客から離れていた僕は、気がつかないうちに「アイデンティティー」を見失っていたのだと思う。

自分に問うてみた。お前はデザイン畑の人間ではなく販売・接客畑の人間じゃないか?10代の頃から数えきれないくらいのお客様と接してどれだけの物を買っていただいたと思ってるのだ?10年以上続けば立派なベテランじゃないのか?本当にそれが現在の仕事に反映されいたのか?何をもってして「クリエーター」なんだ?お前の「20代の財産」とは何だ?

その夜に答えは出た。

「クリエーターとして世界一お客様に奉仕しろ!」
「世界一お客様の気持ちがわかるクリエーターになれ!」

「ケッ!何を青臭い事を言ってんだこのガキ!」とインテリア業界の「お年を召した先輩」に笑われようとかまわない。「ダセぇこいつ」とデザイン業界の「大先生」に笑われようとかまわない。僕は笑いながら言いいかえしてやる

「お前じゃ俺には勝てねーよ!」

僕たちはまだ未熟な会社だ。お客さまに多大なご迷惑をかける時もある。「二度とMOORで買い物なんかしねー」と叱られるときだってある。でもいつかもう一度チャンスをいただき「幸せを作る」ことが出来たときは僕に言ってください。

「やっと半人前になれたじゃねーか」

きっとサービスにもWEBデザインにもゴールなんてない。でも狂気のごとくそれを追求していくつもりだ。






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Last updated  2006.04.19 01:27:27
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YASHIROCKS

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乗らない騎手@ ちょっとは木馬隠せw あのー、三 角 木 馬が家にあるってどん…
ドライブ好き@ 風呂入るのメンドクサイ! http://feti.findeath.net/5fsxw9c/ 今日…
しおん@ ヤホヤホぉ★ こっちゎ今2人なんだけどぉ アッチの話…
バーサーカー@ ヌォォオオ!!!!!! http://bite.bnpnstore.com/2oi4vzh/ お…
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