カテゴリ:仕事
確実に20代前半のときよりもこのセリフを耳にするようになった。 TPOとはTime(時間)、Place(場所)、Occasion(場合)の頭文字をとって、「時と場所、場合にあった方法」という意味。なんでもこの概念の発案者は「VAN」ブランドの創始者石津謙介さんなんだって!やっぱりファッション用語なんだね! 僕はこの考え方が好きだ! 環境に会わせた振る舞いをする事や身なりを整えるという事はとても文化的で人間的な行為だと感じる。 ただし、日本人男性の大半はこのTPOを上手に使えない。TPOという考え方が広まっていないのか、それともTPOなんか知らないのかは分からないが、30~50代の「おっさん」連中のファッションがひどすぎる!(もちろん僕の世代も含む) 誤解を恐れずに言うならば「毎日スーツを着て仕事に行っている人たちの私服姿」がひどいのだ! もちろんこの話はあくまで「統計学的」にみての話だよ!この話を聞いて「ウルせーこのガキ!」と怒った人はきっとおしゃれな人です。だから怒らないで! だって想像してみてくださいよ!新橋に通勤する何万人という「働くお父さんたち」がある日突然全員「私服」になった街の様子を!わかってるでしょ!みんな! 女性社員は私服でも営業に出かけていいのに、男性はスーツじゃなきゃダメという理由はだたひとつ「TPOにあわせたカジュアルな仕事着」を着こなせる人が極めて少ないからなのである! あの私服姿はとてもこの経済大国日本を支えている人たちには見えないでしょ! みんながオシャレである必要はないのだけれど「だらしなくない私服」を目指す必要はあるね! こんな事を言っているこの僕もどちらかと言えばTPOは苦手な部類に入る。 「毎日私服を着て仕事に行っている僕のスーツ姿」がひどいのだ! なんて表現したらいいのだろうか・・・なんか「新入社員」にみたいになるのだ。「30代のフレッシュマン」とでも言おうか。童顔で小柄な僕がスーツを着ると、より若く見えて尚且つ「小者」に見えるのだ。 クールビズなんてキーワードに助けられて「黒いパンツに白いシャツ」なんかでキメて精一杯 「自分!社会には縛られていませんから!クリエーターっすから!」 なんて感じをアピールしてみるものの、鏡に映る自分の姿はどうしても「水商売のボーイ」のように見えてしまう。さらには夜の世界の姫様たちから 「YASHIROCKSくんって使えないよね」 とか言われてそうな雰囲気だ。18歳の女の子に「くん」付けで呼ばれる30男の僕・・・・ああ~考えるだけでも恐ろしい。だからTシャツとスニーカーにこだわってしまうのだ。それは一番「しっくり」くるからなのだ! 働くお父さんたちが「仕事着にしてもよさそうな清潔感のあるカジュアルな私服」を模索するように僕だって「仕事が出来そうな男に見えるフォーマルなスーツ」を模索しているのだ! ああ~でも街にでればスニーカーを買ってしまうんだろうな! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.11 10:01:24
コメント(0) | コメントを書く
[仕事] カテゴリの最新記事
|
|