カテゴリ:デザイン
プレゼントされるよりもプレゼントするほうがよい。 祝福されるよりも祝福するほうがよい。 褒められるよりも褒めるほうがよい。 という考え方をもっている。もちろんここで言う「与えるもの」とはお金などの有形物ではなく感情や愛情など無形物だ。 プレゼントすることだって同様だ。プレゼントは一見、有形物に思えるのだが、プレゼントそのものを与えたいのではなく、相手が喜んでいる姿を見たいが為に与えているのだ。つまり僕のような与えることに喜び(というか悦び)を感じる人間は相手の喜ぶ姿を通して自分を喜ばしているのだ。 だから相手(仕事の場合はお客様だったり、私生活なら女性だったり)に尽くす事に苦痛や疲労を感じることがないのである。そしてこういう「GIVE(与える)型人間がよく言うセリフが「見返りなんていらない」だ。うーんいい響きだ。なんと純粋で「愛」を感じるイカしたセリフだろうか。マザーテレサ的というかナイチンゲール的というかそういう限りなく「白い」イメージが伴う。 でも本当は違うのだ!おっさんはそれに気が付いたのだ! 僕のようなGIVE型人間は「与える」という行為が自分に対する「見返り」そのものなわけだから、与えた瞬間にすべてが完結しているのだ。認めたくはないですがそうなのだ。 ただし結果的に自分を喜ばすことが目的だとしても、その過程にある相手の喜びは純粋な気持ちなわけだから、それは偽善ではない。 僕は人から「やさしい」とか「いいひと」とか言われる事に違和感を感じていた。実は僕は偽善者なのではないかと悩んだことすらあったが、このような理屈を自分に納得させてた結果、すこし気持ちが楽になって昔以上に人にやさしくなれた。 そんな僕と対極に位置する「与えられるだけのTAKE型人間」にアドバイスしよう。 いいですか、よく聞いてください。たしかに僕らは「自分の為」にあなたに与えますが、それは与えられるだけのあなたよりも労力がいるし、コストがかかるのです。だから「与えられるセンス」がない人へは与え続けません。 そうです「センス」の問題です。TAKE型人間が本当に喜んでいるかどうかはGIVE型人間にはわかるものです。だからと言って無意味にはしゃいだりしてはだめです。心の奥底で本当に喜んで目で「もっとくれ」と言ってください。わかりやすい例を言いますよ! GIVE型人間がTAKE型人間にプレゼントをあげあたとします。TAKE型人間ならまずは喜んでください。目を見て「ありがとう」と言ってください。もしそれがアクセサリーであるならば、次に会うときに着けてきてください。気に入ってる事を一度だけアピールしてください。あとは時々でいいです。結婚指輪でもない限り毎日はダメです。あと特別な場所にしまってはダメです。アクセサリーケースの中に普通にしまってください。 そうすればGIVE型人間は「もっと特別なモノ」は何だろうかと考えます。だからと言って「今度はもっと●●なやつが欲しいな~」とか口にだしてはだめです。センスのかけらもありません。2度とプレゼントなんかしません。 TAKE型人間は何をGIVEされても「いつも通り純粋に」喜んでください。そこに優劣をつくってはだめです。そうすればGIVE型人間が勝手に優劣を考えて「もっとよいものをTAKEしよう」と考えてくれるのです。 そうです何事にもセンスが大事。店員と客、恋人同士、夫婦同士、友達同士、まど、どんな関係でも上手なGIVE&TAKEがあれば関係は長続きするはずだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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