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いわずもがな旨い。これは認めざるえないよ!他のコンビニおにぎりと違い、お米がふっくらしていて口のなかに入れると程よく、くずれていく。鮭おにぎりだったのだか、具の塩加減と大きさも抜群だ。 聞いたところによると、セブンイレブンはお弁当配送の流通形態が他のコンビニとは違い、日に3回だか4回ぐらいあるので、鮮度そのものも違うそうだ。さすがはキングオブコンビニエンスストアだ。 「セブンイレブンの本社の社員は昼食にはセブンイレブン弁当を食べなくてはいけないという職務規定がある。だから開発者も味の追及にストイックだ」という都市伝説?まであるぐらいだ。本当に脱帽だ。 この「じかまきおむすび」の旨さをさらに分析してみよう。まず一般的なコンビニおにぎりの「まずいところ」とは「機械で米を固めた感じ」だ。つぶれた米が口の中でねちゃねちゃする嫌な感覚だ。 しかしこの「じかまきおむすび」はまるで人がにぎっているかのようにふっくらした感じなのだ。 おにぎりは人がにぎるから旨い。そこから「母親」または「母親のような人」の愛を感じるから旨いのだ。このおにぎりは幼少期を思い出す何かがある。 でも待てよ!いくらセブンイレブンのおにぎりが旨いといっても母親のおにぎりの旨さには到底及ばないぞ。うん、そうだ。母のそれと比べると完全敗北だよ。 じゃあこの「懐かしさ」はなんだろうか・・・・・・・・全部食べ終わる直前にやっとわかった。 これは友達のお母さんのにぎったおにぎりの味だ。 これだ。この表現が最適だ。うまいけど母は超えられない。でも懐かしい味。遠足の時に友達とおにぎりを交換して食べたとき、お呼ばれして夕飯をご馳走になったとき、友達のお弁当のうまそうなおかずを横取りしたとき・・・・幼少期の思い出のなかに登場するこの味の記憶は、脳の奥底にインプットされている。 だから家庭料理が売りの定食屋さん、煮物がうまい居酒屋、セブンイレブンのじかまきおむすびなど「おふくろの味」が売りの食べ物を「おふくろの味」と呼んではいけない。僕はこれを 友達のおふくろの味 と呼ぶことにする。母に対する敬意と愛だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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