東日本大震災に遭われた方々のことを思うと言葉もありません。鈴スペ自身も阪神・淡路の震災を経験していますが、それを超える地震と津波、その恐怖は想像絶するものだったと思います。少しでも早く安らぎが皆様に戻ることを祈るしかありません。僕たちも含め「今生きていることの意味をかみ締めて」何が出来るか考えないといけないのかも知れません。
そんな世の中がひどい状況の中、不謹慎かも知れませんが鈴スペ家では小さなうれしい出来事がありました。ようやく息子が集中治療室を脱室しました。長く険しい道のりでしたが今日この日を迎えることが出来て本当に良かったと思います。色々なことが今息子は出来なくなりました。夜は呼吸器を外せないかも知れません。けれど、そんなことはどうだって良いではありませんか?今は生きて集中治療室を無事脱室できたことを喜びたいと思います。
「生きてるだけで丸儲け」とはさんまがIMALUに名づけた時の話だとか・・・でもその気持ちと言うか言葉の意味が今は重く心に響きます。一度こぼれかけた命が僕たちの元に帰ってきてくれました。息子は「まだ生きたい!」って言っていたそうです。ある知人が鈴スペ夫妻に伝えてくれました。言葉がしゃべれない息子が、どうやって伝えたのかは別として、僕たちはその言葉を信じて今までがんばりました。
そうして、ようやく掴んだこの日。生きていることに感謝し喜びたいと思います。これからも決して楽な道のりでは無いとは思いますが家族で頑張っていければって考えています。
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