晴れた日はコートで

来年万博が開催される上海は人口１８００万人の大都市。まさに飛ぶ鳥を落と
す勢いで急成長を遂げる中国において象徴的な町なのだ。町は至るところで建
設工事が行われており、地下鉄や商店街にはあふれんばかりの人々が闊歩して
いる。人混みが苦手な人にはその数の多さにうんざりするかもしれない。その
人たちの表情はみな生き生きとしており、いずれこの人たちが日本など相手に
せずいち早くグローバリゼーションの波に乗ることが容易に予想できる。また
町を歩いていて商店の多様さにも目を奪われる。茶、真珠、陶器、置物、茶器
、チャイニーズドレスなど日本では専門店としてやっていくには苦しい分野で
あってもここでは当たり前に専門店として問題無く集客できている。今回の旅
行のメインはグルメ中心の旅行だったがとりわけ小籠包 はおいしかった。中に
蟹、エビ、肉などでバラエティが豊富な他に揚小籠包なるものがあり食文化の
豊かさを実感した次第。