晴れた日はコートで

　昨日は東京港野鳥公園でバードワッチングのデビューを
果たした。観察小屋からそおっと望遠鏡で鳥の姿を追うの
だが声はすれども姿は見えずで全く鳥を見つけることが
できない。しかも次第に鳥の鳴き声は小さくなっていき、
あたかも初心者の我々を嘲るように離れていった。

　それでも水鳥たちは人間に対する警戒心が薄いのか
オオバン、カワウ、アオサギ、カルガモは姿を見ることが
できた。そのほか枯れた葦に止まっているオオジュリン
もその可愛い姿を認めることができた。図鑑を携帯して
いったのだが、その写真を見てもなかなか鳥を見分ける
ことはできない。まずは野鳥の会の観察会に参加して
実地で鳥の見分け方を教えてもらった方がてっとり早い
かもしれない。

　野鳥公園のあと、目黒にある国立科学博物館附属
自然教育園を訪れ、野鳥を追い求めたが逢いたかった
カワセミやジョウビタキの姿を認めることはできなか
った。