カテゴリ:読書
小説の中に過去の名作映画が紹介されるという点で
村上龍氏の「映画小説集」と似たところがあるが、 映画の取り上げ方が自然であり、こちらの小説の方が 好感が持てた。 高校時代私もそれなりに映画が見たがどの映画も 今見る映画よりインパクトがあった。「ポセイドン アドベンチャー」、「エクソシスト」、「燃えよドラゴン」、 「ジョーズ」などその頃見た映画の場面を思い出せて くれるきっかけを与えてくれて懐かしい思いに浸る ことができた。 この小説を読んでいて気づいたのだが、高校生を 主人公とした小説というのは意外と多いと思った。 恩田陸の「六番目の小夜子」、「夜のピクニック」、近藤 史恵の「サクリファイス」、東野圭吾の「放課後」、「魔球」 など枚挙にいとまがない。高校生の純真でありながら どこで走り出すのかわからない危なっかしさが読者 を惹きつけてやまないのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.12.03 12:25:09
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