～気づくことで自分が変わる～

　コーチングでは、答えを引き出すためにコーチが質問します。質問することが
コーチの仕事といっていいかとも思います。

　しかし、この質問はとても暴力的で、嫌が上でも頭に打撃を与えます。

　コントロールされているなと気づく場合は、それに乗るか乗らないか自分で決
められるのですが、知らず知らずにコントロールされてしまうと、自分にとって
苦しく難しい方向へ向かっていってしまうことがあります。
　
　では、どんな質問をするコーチがいいでしょうか？
　
　私は、まず、話を最後まで聞くコーチがいい質問をすると感じています。ただ、
だらだらとした話を最後まで聞いてれるのがいいというわけではありません。考
えながら、感じながら話している途中を遮らない。話している途中で、間が空い
ても、じっくりと待てるコーチがいい質問をするコーチだと思っています。
　
　じっくり聞かないで出てくる質問の多くは、コーチの興味から出てくる質問で、
あなたの答えを引き出す質問にはなっていない場合が多いからです。
　
　お試しの時、オリエンテーションの時、じっくりと聞く能力の持ったコーチで
あることを確認してください。
　
　
　
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