カテゴリ:思い出話
むか~しむかし… yasuponままがまだ小学校低学年くらいだった頃のこと。 あるとき、父にお祭りに連れて行ってもらいました。 そこには、たくさんのお店が並んでおり その中に、とてもカラフルなひよこを売っているお店がありました。 yasuponままと妹は、父にひよこを一羽ずつ買ってもらいました。 二人は、ひよこをとてもかわいがりました。 しかしかわいかったひよこは、だんだんと大きくなり とさかが生え、やがてニワトリさんになってしまいました。 それでも二人は、そのニワトリさんたちをとてもかわいがっていました。 あるとき父が言いました。 「こんなに大きくなったのに、 こんな狭いところで暮らしていたらかわいそうだから 動物園においてきてあげよう。」 もちろん二人はないて大反対しましたが、 父にはかないませんでした 広い動物園で他のニワトリさんたちと幸せに暮らすのだと 幼いながらにも自分を納得させていたのでしょうね。 yasuponままと妹は ニワトリさんの絵をスケッチブックいっぱいに描き お別れソング()なんかも作り 二人で歌っては泣きました。 そしてある日の深夜、 ニワトリを段ボール箱につめて で動物園へ行きました。 父は、フェンスをよじ登り ニワトリさんたちを動物園の中に放しました。 yasuponままと妹は、 のなかで泣きながらその光景を眺めていました。 その後、ニワトリさんたちはどうなったのでしょうか… 幼い姉妹は、 動物園できっと幸せに暮らしているものと信じていましたが… 今考えると、すごい父親だったなぁと思います… 色々な意味で… その動物園には、今も度々訪れます。 幼い日の悲しい悲しい思い出がよみがえる動物園です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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