赤ちゃんの取り違え その2
赤ちゃんの取り違えのニュースが話題になっていますが、そのニュースを聴いて、NHKのBSで放送されている韓流ドラマ「馬医」のことを思い出しました。主人公の男性は、実は両班階級のなかでももっとも裕福で高名な家庭の男性が父だったのですが、ある事情があって、賤民階級の男性の子供として育てられます。というのは実の父がある犯罪の犯人として、濡れ衣を着せられ死罪になります。そして、当時の法律では、犯罪人の子供のうち男の子は父と同様に死罪に処せられますが、女の子の場合は賤民に階級を落とされ、奴婢にされます。そこで、主人公の父に恩を被った賤民の男性が、自分の女性の赤ん坊と、生まれたばかりの主人公の男の子を交換して、役人をだまします。つまり、自分の子供を犠牲にして、恩人の子供の命を救ったわけです。で、男の子は賤民の子として成人します。しかし、一旦は奴婢となった女の子は、数年の後に、死罪になった両班の男性が実は濡れ衣を着せられていたのだということが明らかになり、その家が再興され、その家の跡取りとして、迎えられ、その後は後見人になった男に両班として育てられます。その後、この二人の男子と女子は偶然に知りあうことになり、二人を結ぶ因縁の糸に気付かぬまま、お互いに恋心を抱くようになります。この続きは、どうぞドラマをご覧ください。とても面白いドラマです。