発達と成長と幸せの心理学

思っていましたのに、あっと言う間に時間が過ぎて、もう明日（カナダでは未だ今２７日の午後10時前です）は、日本に発たなければなりません。明日といっても安い飛行機便なので、早朝6時頃の出発です。そうすると３時半頃にはこの家を出なければなりません。

夫曰く「あんたは、よくその頃まで起きてるから、その後寝ないでそのまま行くって考えればいいんだよ。飛行機の中で寝れば？」

という訳で、気分的にはもう明日の夜中に発つ感じです。その方が時差ぼけが出なくて良いかもしれません。

この2週間大忙しで、モントリオールから帰っても、三日間はリスニング・センターにお邪魔して子供達の相手をしながら、自閉症のお子さんに動作法をやってみたり、ポールさんと今後のことを話し合ったりして買い物に出る暇も無く、お土産などの買い物も昨日やっと行けました。

こちらのショッピング・モールは大きいので、あちこち頼まれたものや自分の欲しいものを探し回って疲れました。歩き回ってやっとモールでの買い物を終えた時には5時前でしたが、外は未だカンカン照りで、日本の２時頃の感じです。日没が9時頃ですから、時間感覚が狂ってしまいます。

それから近くの中華街へ買い物に行きました。トロント周辺には中華街が多くて、昔から有るダウンタウンのチャイナ・タウンを筆頭に最近出来た郊外の新興住宅街のあちらこちらにモールの様な形で、スーパーマーケットや中国人の店が集まるモールを中心に、レストランが取り囲んでいます。スーパーでもとても安いのでいつでもどこでも人が一杯です。
昨日は、自宅で蟹料理をしようと水槽で生かされていたBC（バンクーバーのあるブリティッシュ・コロンビア州）蟹の大きいのを一つ買いましたが、約８００円でした。二人で食べてもたっぷりある大きさでこれです。安いでしょう？日本のズワイ蟹よりも身が柔らかくてとても美味しいのです。カナダ在住中はこの種類の蟹に気付かなくて、今になってから気付くなんて・・・。でもお蔭で日本ではなかなか手に入らない味を堪能出来ました。

そして今日は、息子（彼は今旅行中です）が帰って来て困らないように家を掃除したり、洗濯したりして家で過ごし、夕方は、フカヒレスープの美味しい中華料理店に行きました。未だカナダに在留中、私の妹達を連れていったら「こんな美味しい中華料理を食べたことはない。」と感激した店です。でもそこはもう満員で45分も待たなければ行けないと言うので、仕方なく別の小ロンポウの美味しい上海料理店へ行きました。そこでも行列が出来ていましたが、幸運なことに二人席は空いているとの事で直ぐ席に着けました。デザートまで入れて６品頼んでお腹一杯になりました。それでもチップも入れて4500円程度です。やはり安いですね。

帰った時には9時でしたが、広々とした青い空に浮かぶ雲を照らす夕焼けがとても綺麗でした。私達の家（と言っても今は息子が住む家ですが）の前には大きな教会があるのですが、その背後に夕焼けが見えて、横には青い芝生と畑が広がっています。空気も澄んでいて、温度は19度。湿度が低いためか、冷たさは感じません。娘が「すがすがしい風景」と表現した気持ちが良く分かります。本当に夏のカナダは最高です。

そんな清々しい風景に見とれながら「あー、ここの冬が暖かければ住むのに最高なんだけどなー。」と、4年前にカナダを去るとき同じ様に、つい思っても仕方の無いことを思ってしまうのでした。明日はヒューストン経由で日本に帰ります。長い長い一日（いや、28日に発って29日に着きますので、2日と言うべきかも）になりそうです。

ではまた、日本からの日記でお目に掛かります。