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カテゴリ:風習
前回の日記に引き続いて、現代の日本人のおかしな考え方を斬っていきましょう!
今日は差別について。

差別と一口に言っても、いろいろな種類があります。
業種差別、「障害」者差別、云々。
差別すべてにおいて共通する点は、第一に「敬う」ことから始まったことであること。
「敬うことから始まったって?」と思うかたが大半だと思います。
↑に挙げた差別の種類の例の第二の共通点は何か特別な、皆にできないようなことができる人が差別されたということ。

職業差別では、紺職人とかの染物職人さんを例に挙げると、紺染めが日本にできた当時の一般人から見れば「つぼの中の液体に布をつけると、色がつく。こんなことができる人はすごい人だ。神だ仏だ。」と言って敬った。
でも、いつの時代にも真似しいのへそ曲がりがいて、「よし、俺も真似しよう」って言っていろいろ試しても紺色が出ない。悔しいもんだから、紺職人の嘘のうわさを流して皆から遠ざけようとした。それが職業種差別の始まりだと僕は考えます。

「障害」者差別の始まり。
昔の日本人は決して「障害」を持つひとを差別しなかった。むしろ、「神仏の使い」として大切にしてきました。
商売繁盛の縁起物に「仙台太郎のお札」というのがあるらしく、仙台太郎さんがよく行くお店が繁盛したという事実から発展していったそうですが、実はこの太郎さんは「障害」者だったそうです。
室町から江戸時代に芸能をする人といえば障害を持った人か川原者で、「耳なしほういち」で有名な盲僧琵琶や、「能」もその一つです。
先に挙げたように、「神仏の使い」として生まれてきたため、その周囲は聖域として扱われ、「近寄りがたい」存在となってきました。いつしか、「敬う」が故に近寄れなかったのが、「自分とは違う」などと言い訳して差別していったのがはじまりだと僕は考えます。

昔の日本人は、「ただ、何となく」差別を始めたわけではありません。
確かに、「人の都合で始まった差別」が無いとは言い切れません。でも何かしら理由があり、当時の宗教観によって「敬う」ことから始まったのがほとんどなのです。
最近では、「差別」という意識も薄まりつつあります。
差別をなくすだけでなく、ちゃんとした歴史を知り、その上で差別をなくすことを考えていかなくてはならないのではないかと思います。





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最終更新日  2005年02月27日 15時21分35秒
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