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23日(土)。
週間予報を一日前にすっかり変え、無事星空の下キャンドルナイト光合成LIVEを開催する事が出来ました。 お越し頂きました皆さま、ご協力いただいた皆様、このブログで応援して頂いた皆様、そして宇宙の全てに本当に感謝致します。 21日の天気予報では雨マーク。 開催スタッフのみんなで晴を信じ「大丈夫、大丈夫」で前日の天気予報は曇りマークに変わり、当日は星空に月も顔を出し、おまけに人工衛星の応援まで頂き、無事素敵なイヴェントになったと感謝致します。 23日の朝、青空を仰ぎ、感謝をしました。 リハーサル中の、しほりとあすか。 リハーサルで既に聞き惚れている人達がちらほら・・・。 リハーサルの合間、ギターと対話する美咲ちゃん。 当日は会場設営の前、息子のインラインホッケー初試合。 時間を作って応援に行って想った。 「見に来て良かった・・・。」 二日で5試合あり、相手のチームはどこも試合に勝つための練習をしてきたチーム。 我が子の所属するチームは、楽しむがテーマのチーム。 なのでルールは知らないし、ましてポジションなど決めてやっていないので、ゴーリー(キーパーの事)の防具はないし、そもそもホッケー用の防具をきっちり揃えている子供のほうが少ない。 そんなチームだから、半数以上の子供は大会主催者から防具類を借り受け参加。 正直、インラインホッケーはアイスホッケー程ではないにしろ激しいゲームなので、上手い相手に翻弄され、恐れをなして嫌いになっちゃたりして・・・と想った。 しかし!みんな素晴らしかった。 見ていればまるで相手チームのシュート練習の相手にでもされているかのようだった第一試合が、次第にゲームらしくなり、点差はあるもののついに一点を取った。 それも感動したが、そんな事より強い相手に立ち向かう子供たちの姿。 高学年チームは女の子が多く、キーパーも女の子だった。 お母さんの心配そうに見つめる先で、懸命にパックを止めようと頑張る娘の姿。 側で見ている僕の頬に、熱いものが流れた。 相手だって、いくら技術の差があろうと同じ年齢。 ゲームと言う事もあり、レベルが違いすぎようが容赦はしない。(これは当たり前) 男女混合なので、高学年の中で上手な子が接触で転倒。足をひねったらしく立てなくなっている。 保護者がすかさず抱えてコートの外に出し、そこから僕がおんぶをしてチームの席まで・・・。 彼女は泣いていた。痛いのもあるだろうけど、きっと悔しさもあったんだろう。 アイシングをして休憩した後、次の試合ではまた出場していた。 息子が所属する低学年チームも、強いチームに恐れるどころか、何としても点を取られない為の作戦や、休憩時間にスケーティングの練習をしたり作戦を立てたり、怯むことなく前進していた。 そしてついに我がチームのエースが得点を入れた。 低学年チームのゴーリーは、始めたばかりの4年生。 スケーティングもままならないのに、持ち前の反射神経を生かし、何度も何度もシュートをセーブした。 息子は相手チームのエースに浮き球を胸に当てられ、交代でベンチに来た時弱音を吐いた。 僕は一瞬なんて応えようか考えた。 「でも、イメージ通りになるから大丈夫!当たるのを怖がるより、抑えたりパックをカットする事だけ考えて勇気を出して突っ込んで来い!」と送り出した。 息子は一瞬たじろいだが、僕の「怖がらずに行けー!」の声が聞えたのか、身長差も技術のある相手キャプテンをマークし果敢に攻め、パックを奪取した。 チームの仲間も懸命に走って、ベンチから叫ぶ監督や僕の声に耳を傾け頷き自分の恐怖や不安に打ち勝ち輝いていた。 こんなに感動して涙を流したのも久し振り・・・(笑)。 最後試合が終った時、僕は子供たち全員一人一人にハグをして労った。(慣れずに嫌がる子もいたけど・・・笑) そしてみんなの汗を拭きながら、抑えることの出来ない涙が流れた。 息子はそれに気付き、僕の顔を見つめ、何も言わず微笑んだ。 表彰式。 もちろん最下位の我が2チーム。 でも、笑顔の表彰式だった。 チーム毎の賞があり、上級生チームは敢闘賞に涙を泣かしながらゴールを守り続けたAiちゃんと優秀選手賞には接触で足を痛めながらも試合に出続けたMisatoちゃん。 下級生チームの敢闘賞には始めて間もないゴーリーのKenjiに優秀選手賞にはチーム唯一の得点を挙げたTakeshiが選ばれ、子供たちが輝いたホッケー大会は幕を閉じた。 誰も賞を取った子を羨ましがる言葉は言わなかった。 みんながその功績を認めていた。 すげえ奴らだな~。 父ちゃんも輝きを失うことなく生きようと想った二日間でした。 参加チームの中で、唯一ユニフォームの無い我がチームの選手達。でも笑顔と勇気は負けてなかったぞ~! 体格も技術もかなわない相手に、勇気を出して、ゴーリーで頑張っているKenjiの負担を減らそうと頑張っていた息子。 もちろんその想いは息子だけじゃなく、チームのみんなが想っていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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