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カテゴリ:diary
今、親友のお父さんが八ヶ岳に療養に来ている。
数年前、大病を患い、食が細くなってしまい、体力がだいぶ落ちてしまったらしい。 とても立派な方で、現役時代は世界的に有名な企業(多分知らない人はいないと想う)の日本のトップだった方である。 ご自分でも年々痩せてしまうし、食欲があまり無いと言う事で、若干危機感もお持ちだと言う。 そんな内容のことを友人に話され「八ヶ岳でこの夏療養できないかな~?」と相談をされた。 今、この八ヶ岳のある北杜市では、リトリート宣言をし、長期滞在型の観光地を目指しているので、ある意味いろんなお手伝いが出来ると想い、その宣言をしている中心的な期間に問合せをしてみた。 しかし、「夏は長期は受けられないね~」と言う。 要は、オフシーズンに集客したいと言う、こちらサイドでの宣言でしか無いわけで、本当に長期滞在をしたいと思っている方への、オンシーズンでの対応はまったく無い。 顧客主義ではまったく無い、自分勝手な・・・・・。 と、ここで文句を言ってもしょうがないので・・・(笑)。 と言う事で、心ある方達に相談を持ちかけた。 長期で、しかもこのオンシーズンにシングルユースで宿泊をさせてくれる宿。 さらに施設的にも1Fに部屋があり、ゆったりくつろげる空間や、食事への対応。 ある意味難しい問題と覚悟していたが、この朝プロで共に歩んで頂いている「オーベルジュ」さんが、快く、しかも連泊だからといろいろな提案や割引を考えてくれ、現在お父さんは満足して滞在させて頂いている。 そして、健康面をケアしてくれているのが、朝プロのプログラム、ノルディックウォーキングのマイスターでもあり、自然医療センターの植松さん。 植松さんも、初診で様々な検査やヒヤリングをして頂き、この夏のプログラムを組んでいただいた。 西洋医学が悪いとは言わないけど、東洋医学(自然の成立ち)的な見地から、薬剤などを一切使わず、自律神経面の改善や食事療法、森林ヒーリングなど自ら持っている力を呼び起こさせながらの長期治療を行う事になった。 今日で滞在6日目を迎えるが、少しづつではあるけど、体調は上向きで、東京ではほとんど家から出なかったのに、散歩やタクシー、バスを使い一人で八ヶ岳の散策も始められている。 一昨日は、診察後食事に誘われ、二人で関西風のウナギを食べに行ったが、「これはとても美味しい」と、いつも以上に食事も出来たようだ。 先日、奥様が見送りでこの地に訪れて、夕食をご一緒させて頂いたとき、「パパにはまた元気になってもらいたいの、元気になったら二人で船で世界旅行に行くのよ。それが今の私の夢ね・・・。」と、呟かれていた。 そんな夢のお手伝いが、少しでも出来れば嬉しい。 この八ヶ岳が、そんな人の健康を取り戻せる場所になって欲しいものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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