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カテゴリ:diary
今日と明日は会社の定休日。
一人で集中して仕事の出来る日でもある。 設計、見積、そして朝プロジェクトの企画書、ポスターデザイン、プレスリリース。 最近手に入れた「Daniel Ho」と言うアーティストの曲が、この気温と心地良い風にマッチして、仕事を楽しくさせてくれている。 そこへ、スタッフの一人が出勤?してきた。 仕事ではなく、趣味の為(笑)。 彼は今養蜂に凝っているのだ。 その蜂は、あるリフォームやさんが蜂の撤去を依頼されたのだけど、日本ミツバチだったので、彼のところに連絡が来て巣の引越しに成功させた。 その引越しの時には、朝の5時に起こされ僕も参戦(涙)。 現場へ行くと、桜の木の枝に無数の日本ミツバチが群れていて、その光景たるや木の枝が一部異様に太ったかのように膨れていて、良く見るとそれが女王蜂を中心に群れた蜂だった。 どうやら今まで棲んでいた巣が何らかの事情(雀蜂に襲われた?)で住み心地が悪くなり、お引越しの最中だったらしい。 その群れの下に新たな巣箱をあて、家主さんが遠くから長い棒で蜂たちをそぎ落とし、僕はと言うとその間下ではしごに登ったスタッフの持つ箱を下から長い棒で支えると言う役だった。 しかし!棒でそぎ落とす際、箱からこぼれた蜂の群れがまっさかさまに僕の腕に落ちてくるではないですか。 いくら日本ミツバチが大人しいとは言え、刺すときは刺す。 慌ててはしごの上のスタッフに箱をしっかりもつように伝え、退散(笑)。 一匹が髪の毛に入り込んだらしく、それを払った時、ついに指に痛みが・・・。 蜂は鍼を刺すと命を落とすと言う決死の覚悟で、巣を守ろうとして僕の指に命を落とした。 その後どうやら女王蜂が箱に入ったらしく、不思議と数十万匹?の蜂の群れは桜の木の枝から箱に移動を開始した。 少し離れたところに箱を置き、様子を窺っていると、枝に群れていた蜂たちも30分後にはきれいにいなくなり、全ての蜂が箱に収まった。 そして蓋をして、15分以内に移動。(蜂たちが熱を出して死んでしまう限界数値らしい) 捕獲から一週間経った今、蜂たちは我社の庭先でせっせと働いている。 会社の片隅に置かれた日本ミツバチの巣。 彼等?の仕事っぷりは勉強させられる。外を向いてひたすらに巣箱へ風を送る蜂。これは巣内の温度を下げるのと、蜜の水分量を減らすためと言われているらしい。そして巣内のゴミ(仲間の死骸など)を遠くへ運び出すもの。蜜を取りに行くもの。夜は兵隊蜂が敵からの侵入にそなえ、入口で見張っていたりする。 それぞれに役割があり、文句一つ言わず(蜂言葉がわからない)働く姿を見ていると、しばらくそこから動けなくなる・・・。運命共同体とはこういう事を言うのだろうか? 今日の気分はこんな感じではあるのですけど・・・。 先日姿を見せたUFO雲(見にくいけど中心辺りに・・・)。我が家ではこの雲が出ると、「UFOさんが来てる」と言う証になります(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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