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カテゴリ:nature
電話が鳴ったのは、昼の12:30過ぎ。
仕事中だった・・・。 「ねえフクロウがいるよ」 朝フォトマイスターの松村氏からの電話。 「エッ、近く?」 「清里大橋渡って、坂を登りきったヤマネブリッジの先。僕のレガシーが停まっているから。」 「すぐ行く!」 車にはいつもカメラが入っているので、会社を後にし車を走らせる。 坂を登りきると、松村さんのレガシーがハザードを点滅させ停まっている。 ただ、どこから見てもちゃんとした停め方ではなかった(笑)。 恐らく彼もそっと近付きつつ余計な車の動作を抑えたかったのだろう。 それとも慌ててたか? 後方にゆっくり停めると電話が鳴る。 「見える?」 「えっ、どこ?」 車を停め息を凝らして見るものの、見当もつかない。 「あの草原の真ん中にある木立ちの右側辺り・・・。」 ・・・いた!カメラの電源を入れると・・・モニターがつかない・・・。 まさか!? 電池が入っていない・・・なんと間抜けな、先日充電するのに電池だけ自宅で充電したんだった。 「まだいるかな?」 松村氏は牧師でありながらプロのカメラマン。 その松村さんのカメラを借りる事なんて出来ないし、ある意味無意味。 「チョッと自宅に電池取りに帰るから、まだいるように言っておいて」 「うん、わかった」 久し振りに愛車VOLVO君の、モードをスポーツに切り替えターボをフルに全開! (注)冬の八ヶ岳は所々凍っているのでスピードの出しすぎには注意しましょう! 「しかしスタッドレスは剛性が弱いな・・・。」 何とも言えないハンドリングを気にしつつも安全且つ迅速に行動(笑)。 電池を取り、戻ってくると松村さんがニヤニヤしながら「大丈夫、まだいるよ」と言わんばかりに僕を見る。 そしてご対面・・・。 はじめまして・・・。 そんなに振り向いて、首は大丈夫かい? そっか、食事まだなんだね。 フクロウは野鳥類のピラミッドでは頂上に君臨する。 フクロウがいると言う事は、取りあえず生態系のバランスは崩れていないらしい・・・。 ただ、森林の破壊により巨木が無くなり、住処を失うフクロウが最近多いらしい。 バードウォッチングマイスターの齋藤さんは、野鳥の会の仲間でフクロウの巣箱を取り付けており、生態調査と共に保護も行っている。 「今年はよく見るよ」 とは聞いていたが、初めて逢えた。 自宅周辺で鳴声は良く聞いていたけど・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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