身近に感じる温暖化?
「身近に感じる温暖化?」とクエッションマークを入れたのは、科学的根拠もなく、ただたんに、例年にはない事が起きている、と自分が感じるからです~。八ヶ岳と言う自然に恵まれた環境で生活をさせて頂いていると、もしかしたら鈍感な僕も少しは敏感になるのかも知れません。その「そうかも知れない」と言う現象を自分なりの視点で記して見ます~。(一部です)■冬枯れる川に今年はずっと水が流れていた。通常冬に水量が減るはずの川。そして雪解けの頃、「でぶり」と言う雪解け水が川に流れ込み水量が増え、川魚たちが餌が増え喜ぶ(笑)現象が起きるのだが、今年はそれがなさそう。■積雪により、餌が少なくなると、麓に下りて来る野生の鹿達の姿が、今年は山に雪が少なく餌があるせいか下りて来ない。(姿を一時の降雪時期ほど見かけない)■フクロウの繁殖行動が通年より若干早い。(通年だと3月中旬だが、2月末には鳴いていた)■アリ達が3月始めだと言うのに、既に家の中に姿を現している。(通年だと4月中旬)■昨年の夏の話だが、今までカブト虫やクワガタ虫の姿を見せなかった標高1000m付近で、夜電灯の下に現れるようになった。(子供は喜んでいたが、僕は異常を感じた)■7年(8年)に一度秋の降雪前に異常発生する八ヶ岳名物「やすで」が、ここ10年姿を見せない。(その年になると、建築工事で基礎を掘る時に姿を見るが、全然見なくなった)■今年は野生の日本カモシカが姿を見せなかった。(標高1500m位のところに)■近くの八ヶ岳がくっきり見える事はあったけど、街を挟んだ向かいの甲斐駒ケ岳から連なる南アルプスの景色や、富士山の景色がはっきりくっきり見えることが少ない冬だった。(春になると、気温上昇に伴い水蒸気で霞む春霞が真冬に見られた。)■灌漑用水用の池が一度も凍らなかった。あくまで自分の主観で感じた極身近な事です。■富士山の積雪、春一番の早さ、東京での降雪記録なしなど、ニュースでも取り上げていました。これらを考えると、「どう考えたって・・・」と、想いたくなるのですが、一部の方は「そんなのたまにはあるさ」と言うスタンスで考えていらっしゃりますけど、僕がこの地域で感じた「今始まったことじゃない」と思うのは、ヤスデが出てこなくなったと言う現象です。彼ら(虫なので彼か彼女か?笑)は7年か、8年に一度、秋の雨の日に大量に発生し、道路中を埋め尽くすほどになるのです。昆虫や野生動物の研究者達は、よくこの現象の解明をしようと訪れていましたが、ここ10年(もっとになるかも?)発生もしない。昔は量に差はあれど、確実に「あ~、今年か・・・」と思わせる程度には出たのですけど・・・。とまあ、何時になく真面目な内容になってしまい、書き終えた今、「チョッと偉そうだな~」と反省仕切りなのですが、あくまで知識的なことではなく、感覚的と思って頂ければ幸いです~。今週末(10,11日)は、大阪癒しフェアーに行きます~。JTB関東のブースにいますので、大阪方面でお時間のある方は、お逢いしませんか~?(お嫌じゃなければ・・・因みに人畜無害です。)ヒーラーひなたさんの所へは行って見ます~。