テーマ:歌の楽しみ(251)
カテゴリ:音楽
今日は雲ひとつない秋晴れのよい天気ですが、昨日は一日雨で、気が沈む一日でした。
そんな昨日のこと。歌のレッスンに出かけました。いつもはウキウキと出かけるのですが、おひさまも顔を出さない、憂鬱な気分の日。その気分でレッスンへ。 実はこのごろ、夜中に目が覚めると寝付けないで、寝不足の日々が続いているのです。そのせいも加わって、歌を歌うには最悪の気分でした。 シューベルトのミニオンの歌は悲しみを表現する歌なので、まだいいのです。フォーレの「月の光」も根底は悲しみですから、これもいいのです。でもシューベルトの「あなたは憩い」は深い悲しみの後の喜びの歌。喜びの表現が必要と言われて、どうしてもできませんでした。 「どうしても悲しく聞こえる」と言われました。 先生が見本を示して歌ってくださいましたが、素晴らしいのです。引き締まった弱音の中に震えるような歓喜があるのです。ーーーああ、私には出来ない。 昨日でなくとも悲しみは表現しやすいのですけれど、喜びの表現は誰でも難しいと、先生は慰めてくださいましたが・・・。それも深い内に秘めた喜び・・・、苦しみの後の喜び・・・。具体的に物事を想像するといいですよ、とヒントを与えてくださいましたが、具体的に・・・、あるかしら・・・、悲しいこと心配事しか思い浮かびません・・・。困ったものです。
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