テーマ:好きな絵本教えて下さい(711)
カテゴリ:【読んでよ聞いてよ】絵本・読み聞かせ
6年2組だぞ! 今日は、担任はいないが、既に聞く体制が整っており 教室入るとすぐに本を開く事が出来た さすが最高学年だけあるのう 前回読み損なった『神の道化師』を読もうかと思ったが・・・ なにやらええ感じ! 教室に入った瞬間に感じたこの勘を頼りに 数冊用意していた絵本の中から、まずはこの本に手が伸びた 【100まんびきのねこ】 ワンダ・ガアグ 文・絵 石井桃子 訳 対象年齢は、読んであげるなら3歳とあり 自分で読むなら小学校初級向きだとさ! えぇ!!!これはぁ!!!! 大人が読んでも、もの凄くぞくぞくっと来るがのう (*_*)ピヨピヨ てか、このブラック加減は、高学年の方が より深く味わえるのではと思うほどに この何でもないあほらしいお話のうらには 人間の欲や、自分は自分であるという事を悟れるかなどと 問いかけられているのではと思うほどに 奥が深いお話だと思うんやがのう・・・´_ゝ)フーン もちろん、6年2組の皆も えぇ~って呆れながらも、どうなるんだろうと リラックスムードで、時折、話の先を予測する声が混じりながら 読み進める。 最後はにやりと笑いが浮かんだようだぞ! このお話、どう捉えたんだろうね・・・ (*^-^) まぁ、皆さんも興味が沸いたら読んでみて下せーまし! なお、参考レビューとしてこちらをどんぞ で、今日はもう一冊短いお話を・・・ お話というより、謎解き・問いかけの詩のような本である タイトルからして (?_?)ハテ? 【しずかでにぎやかな本】 マーガレット・ワイズ・ブラウン レナード・ワイスガード 絵 数々の作品を排出している名コンビのお話しを訳したのは 詩人でもある谷川俊太郎だ 谷川氏の訳だけに、まさに声に出して小気味良いテキストである これね、6年生はよう食いつきましたん! 対象年齢は、これまた読んであげるなら3歳からなんやが 吾はこの本も、高学年ほど味わえると思っている一冊である 思ったとおりだ! 低学年で読んだ時より、はるかに食いつきがいいジョー!! 原色のはっきりくっきりのコントラストで 絵も遠目が聞いてひき付けるうえに なんと言っても、リズム感溢れるテキストは 途中から子供達の方が、思わず 『ちがう』『いや』と自然発生的に声が出て来て・・・ 何とも言えぬ一体感! まさか、これほどまでに受けるとは・・・ 選書した吾がビックリするほどやぁ! この手の本は「イメージ・ブック」と言われ 子どもの感覚を大切に育む絵本として 1940年代、アメリカで大ヒットしたものである 詩的表現で、イメージブックと来てるから 集団での読み聞かせには、その場の雰囲気に合わんと難しいが 今日は、ピタリと嵌ったのう ヽ(=´▽`=)ノ 6年2組の皆と、楽しんだひととき・・・心地良い時間であった てなわけで、今回は対象年齢を無視した選書で 思いっきり嵌った二冊の絵本をテーマにお送りいたしましたん! 最近発行日が遅れがちな月曜とはず【読んでよ聞いてよ】 次週は、月曜日に更新できる様にしたいのう そんなこんなで反省を踏まえつつ・・・ それでは皆様、ゴキゲンヨウ! 完:2006.01.31 22:00:06 【2005年の29日】 【2005年の今日】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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