テーマ:表現者、集まれ~(263)
カテゴリ:語り日記
鋭い批評精神とヒューマニズムに裏打ちされたみずみずしい表現で 戦後女性の生を歌い上げた詩人の茨木のり子さんが 東京都西東京市の自宅で死去していたことが 19日分かった。79歳だった。 (asahi.com抜粋) この訃報を知ったのは、V.I.P takenokoisyaさんの日記だった 吾の大好きな詩人である ショックだ・・・ もっともっと彼女の詩を受け取りたかった またしても語るに足りない吾ではあるが お許しを頂き、ここに哀悼の誠と共に 一篇の詩をおかせて下せーまし 【いつものように下記下線のタイトルをポチッとしていただくと、語りBARに飛びまする】 【手記よりも聞いてみてにゃ】 自分の感受性くらい ここを↑ポチッとしてにゃぁ~ (音声聞こえんかったら、PCのボリューム上げてくんろ~) ぱさぱさに乾いてゆく心を ひとのせいにはするな みずから水やりを怠っておいて 気難しくなってきたのを 友人のせいにはするな しなやかさを失ったのはどちらなのか 苛立つのを 近親のせいにはするな なにもかも下手だったのはわたくし 初心消えかかるのを 暮しのせいにはするな そもそもが ひよわな志にすぎなかった 駄目なことの一切を 時代のせいにはするな わずかに光る尊厳の放棄 自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ この詩に寄せる茨木のり子さんの手記より ここを↑ポチッとしてにゃぁ~ 吾の歩むべき道への、志にかわりはない その事を、ここに改めて茨木のり子さんへと 宣誓させて頂きまする 記:2006.02.23 13:12:55 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[語り日記] カテゴリの最新記事
|
|