テーマ:好きな絵本教えて下さい(711)
カテゴリ:【読んでよ聞いてよ】絵本・読み聞かせ
3年 2組の皆とは、今日が最後だ やんちゃ坊主が集まったクラスだからのう 低学年の最終回に定番にしてる本でもええかなぁって思いながら・・・ 【画:とはずおかかえアーティストmac玉】 ん・・・やんちゃな子ってさぁ・・・ ようく見てると、寂しい子だったりするんよね 昨今は、核家族も多くなり また、両親も共稼ぎが多くなり・・・ 日中、下手すりゃ夜間でも 子供らだけっていう家庭環境もあるもんや コンビニ弁当が、台所に無造作に置かれただけ・・・ 寂しい食卓から目が覚めるとパンと牛乳だけの朝食 いってらっしゃいの声など聞くこともなく ぼーっとした頭で遅刻すれすれで登校してくる子・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ そんなお子らも入り混じったこのクラス 最終回はな、一昔前の吾らなら お婆がぽっつら話してくれたような民話を このお子らにも味あわせてあげたくて・・・ へぇ!そうでがんす!! お婆キャラは吾の得意キャラ! で、こんな民話を読みましたん! 日本の神話第一巻 『くにのはじまり』 【文】舟崎克彦 【絵】赤羽末吉 日本の神話全6巻シリーズの、最初の巻 はるか天の彼方にある神の国にあらせられる この世の初めての神「天之御中主の神」が 国つくりを銘じて遣わしたのが、「伊邪那岐」と「伊邪那美」である。 その二人が陸地をつくり、そして神の子を世に送り出し 別れを迎えた後、「天照大御神」が誕生となるまでの神話を 赤羽さんの絵で、これまたダイナミックに描かれながら 神話の持つ雰囲気を大事に守って丁寧に綴られた 舟崎さんの文で織り成す神話の世界・・・・ あらすじはこちらをどんぞ この後、『やまたのおろち・3巻』『いなばのしろうさぎ・4巻』 『うみさち やまさち・6巻』等、子供の頃、耳にした馴染みの神話が含まれ 世代を超えて、共に楽しめる宝物のような絵本である かなり前に出版となっていたようだが 吾は、つい最近このシリーズを知りましたん! で、馴染みのあるお話でも、結構忘れかけておったなぁって思い・・・ 子供の頃を懐かしみながら、読み返しましたん こういう本がなかったら もはや子供達が神話に触れる機会はなくなっていくやろのう・・・ でな、3年2組の皆だがなぁ・・・ 不思議なもんやねぇ・・・ よほど国の始めに興味があったのか・・・ はたまた、この独特の倭言葉にひかれたのか・・・ よう聞いておりましたん! 男の子なんか、絵がよく見たいらしく 数人、前に乗り出してきましたん! 最終回の空気が後押しをしてくれたんやろか・・・ いんや、お子らは皆、昔語りに飢えてるのかもなぁ・・・ そういうお話を出来る世代が減りゆく時代 また、そういう世代に接する機会も減っていくばかりの昨今 このシリーズをきっかけに 今後は、こういうお話も語り伝えて行きたいものだと思った で、時間がほんの少しだけ余ったのでね 4年生になるお子らが、この春大きく成長していけますように そんな願いを込めて 最後の最後の絵本はのう・・・ 月曜とはずでは、またかぁなお話ですが・・・ おそざきのレオ 笑顔でお話の時間を閉じましたん! 完:2006.03.07 14:56:39 【2005年の今日2件目】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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