テーマ:詩&物語の或る風景(1049)
カテゴリ:語り日記
お盆じゃのう 3回に分けて発信してきた『大酒飲みのとんがらし医者』 いよいよ、その最終話をここに発信させて頂きまする 盆休みのゆるりとした時にでも、どんぞ聞いてくだしゃりまんせ お初においでの方はのう、宜しかったら 壱ノ巻からどんぞ~♪ こんな↑お家の縁側で、ぽっつら婆さの昔話を聞いている・・・ 暑気払いにもならんじゃろが この夏、里帰り出来んで寂しい日々を送っておる方々に ノスタルジーな気分を、ほんの少しでも味わっていただけたらと・・・ 吾が懇意にさせて頂いておる V.I.P筍殿 が編纂した熊野の里の民話をひとつ語りまひょ 『大酒飲みのとんがらし医者』参ノ巻・最終話のはじまりはじまり~♪ *いつものように下記下線のタイトルをポチッとしていただくと、語りが再生されまする* 【大酒飲みのとんがらし医者・参ノ巻】 ここを↑ポチッとしてにゃぁ~ (音声聞こえんかったら、PCのボリューム上げてくんろ~) あいかわらずの呑兵衛せんせでも、あいかわらず賑わう物置診療所 幾年月が経ったのやら・・・ おにし(冬に吹く西からの強風)吹ききる寒い晩の子の刻じゃった。 せんせの納屋から火の手が上がったんよ。 「火事やあ、火事や、せんせの納屋が燃えとんぞおお」 村中が上を下への大騒動になったんじゃ。 「水じゃあ、水持ってこおお、せんせが居らんぞ。せんせええ、せんせえーっ。 どこじゃああ、どこいったんじゃああ」 燃え盛った納屋の片隅、空の酒樽抱えて焼けとるせんせが見つかった。 「せんせ、せんせえ、しっかりせえや。 こんな火傷くれえ大したこたねえ、しっかりせんか。こら、せんせ」 大火傷じゃったげな。薄目を開けたせんせが、やっとこさ呟いた。 「どこぞにええ医者は居らんか。儂が死んだら、酒ととんがらしをお墓に供えろ。 さすればきっと病は、治しちゃる」 それがせんせの最後の言葉じゃったぁ。 【↑この画像は、しっぽ2さんのお庭から拝借】 もう二百年も前のお話じゃが 今でも文貞せんせの墓には、酒と、とんがらしが途切れることはねえんだと。 おしまい 貴重なお時間、ほんのひと時立ち止まり 最後までお聞き頂きましたこと、深謝いたしまする お話提供者のtakenokoisyaさんが、編纂後記を記しておりまする 宜しかったら、『大酒飲みのとんがらし医者』後記←を閲覧下せーまし 世界遺産にもなった熊野古道 今、吾が一番訪れてみたい地でもありまする 連日足繁く訪問しては眺めておった熊野の風景 熊野写真集←こちらのサイトの写真も、ご覧頂けたらと思いまする てか、ここまで来ると、熊野観光大使のようじゃのう (>_<)キャッ! 『 語り更新よもやま話 』 これな、ある電話番号にかけると自動応答が始まり その後、発信音の後に録音開始となるねん つまり電話音声の録音となりまする で、当然編集聞かないのでなぁ、一発録音ですねん 4分間、集中じゃぁ! 何がショックって、自分の語りがええ感じで行ってる最中に ちり紙交換が来たり、隣家がピアノの演奏を始めたり 犬が吼えまくったり・・・.....(;__)/| ずぅぅぅぅん そのたんびに、取り直しなのじゃぁ 。゜゚(>ヘ<)゚ ゜。ビエェーン 集中切れると、今度は自分でかんじまうしのう f(´-`;)ポリポリ まぁ、受話器握り締め、誰ともなしに熱く語る吾の姿・・・ これ想像するだけでも、なからおもろかったりしまへんかのう (*^-^) そんなこんなで、これまで語り続けて、17話となりましたん 聞き逃した作品等ありましたら カテゴリ語り日記を遡っていただけたら、うれしいねん (*^-^) 吾は語り手ですからのう 語りを聞いていただけることが、一番の喜びなり さて、次はぁ・・・ 近々更新予定だが・・・果たして語れるかどうか・・・ 重い作品だけに、ちと思案中・・・ なんにしても、これからも 語り日記は、精進しながら更新させて頂きまする どんぞ、引続いて御ひいきいただけますように・・・ 御願い奉りて候なり~ <(_ _)> 2005年の12日はコメント2番が本編だった 2005年の13日1は精霊会・幕開け前の気持 2005年の13日2は精霊会・初日を終えて お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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