白石加代子『百物語』観劇記
今宵、半の上弦の月夜であるだからなに?ってことではないが・・・劇場に入る前に、一服つけながら見上げた夜空都会のビルの合間から、見つけてくれよとばかりに上弦の月、ひとつ・・・いや・・・月が吾を見つけてくれたのかのう・・今宵の物語に胸躍らせるこの時に・・・今日は、ひとりでお出かけだ知る人ぞ知る、白石加代子の『百物語』 上弦の月夜に語られるのは、第24夜『怪談・牡丹灯篭』定着したファンが多い人気公演だけに、チケット抑えるのもやっとの思いしかも今回はあの落語の大名跡、三遊亭圓朝の作品であるからその期待度は、相当なものである吾も、ワクワクしながら出かけましたん!はぁ・・・じっくり2時間、語り話芸を堪能しましたん!台本を片手に、最小限の動きの中で声と、表情だけで創り上げていく話芸の舞台・・・吾の目指す表現が、これであり・・・朗読とは違う、語り話芸が吾の目標なのだこの百物語の舞台からは観るたびに新たな刺激を頂戴し、自らの肥しとしてまするそうそう、先日ご紹介したお伽座に結びついたのもこの『百物語』がきっかけでもあったか・・・第三夜で語られた内田百間の「件」に刺激を受け百間が語りたいなぁって思っておった矢先にお伽座と出逢ったのだそうして百間の『冥土』を語った吾・・・そこから『でらうまライブ』に結びつき今また『とんがらしライブ』が産声をあげたこの時期に、百物語の公演が組まれるのも吾には大いなる刺激となって、なんて有難きことかな・・・21時10分に公演がはね、帰宅したのは日付けを越えた0時2分今宵の刺激は、おおいに響いた・・・とんがらしライブで語る作品・・・昨日仕上げたつもりの台本であったが更に練り直しの気運高まるまだまだだ・・・まだ、高められる・・・読む小説を、語り台本としていかに磨き上げるか・・・まだまだ見直さねばと、より一層の気合が入るみくまので語るなら、この作品と決めていた実話であるずーっと温め続けてきた作品である大事に大事に、届けたい・・・今日もまた、台本と格闘の弥々である【画:とはずおかかえアーティストmac玉】弥々・とはず語り『とんがらしライブ』 in みくまの 10月26日(金)平井会場 16時開演 爺婆向けの公演だが、老若男女問わぬ演目でありまする 東北の山村、全身不随の夫の介護に生涯を捧げた女性の実話 壮絶なドラマの根底には、常に家族の揺るぎない絆があり・・・ 改めて家族ってなんだと、考えさせられるお話ですねん 途中休憩を入れて、80分の公演予定 27日(土)高池会場 13時開演 子供向けの絵本を中心とした語りライブでありまする 筍殿の書下ろし実話『郷愁』(語りBar公開作品)を里のお子らに聞かせたい 弥々の十八番『エパミナンダス』『おそざきのレオ』も上演じゃよ! 入場、無料なり!場所はなぁ・・・吾もようわからんの f(´-`;)ポリポリどうやら、どえらい山奥のようで・・・(´Д`ι)アセアセ和歌山県古座川町の七川ダムの近辺のようでんなぁこんな山奥、どうやって行ったらええんじゃろ? (*_*)ピヨピヨこりゃ、余程の覚悟が必要のようじゃのうそれでも行ってんべ~って思っちまった方は事前にこちらまで一報頂けたら交通手段が判明次第、お知らせいたしまする山里で、ひっそり暮らす山の年寄りが賑やかなひと時を、待ち望んでおりまする近隣の自力でお越し頂ける方は、冷やかしにおいでなせーまし!そうそう、ライブタイトルの『とんがらし』だけんど・・・それはもちろん、筍殿をイメージして語った『大酒飲みのとんがらし医者』からつけましたん!とんがらし医者はなぁ・・・損得勘定抜きの、大酒飲みでな少しの酒と、とんがらしで、里の民の為に生き倒れた愚かもんじゃいされど、愛すべき酒飲みじゃい!この語りが、今回のライブに結びつきましたん!よく言われますよのう・・・流れに逆らわず、縁の導きのままに進むが良い、と・・・今、弥々は、縁の不思議な導きのままに・・・記:2007.09.21 12:15:212006年の22日は、したためておこう・・・道交法改正となった今、聞いて欲しい語り『春の交通安全宣言!』(語り15) 音声ブログ【弥々*語りBar】では、語り日記公開中!別館gooブログ編【とばす語り】は弥々家の日記公開中! どんぞお気軽に、お立ち寄り下せーまし