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カテゴリ:紀行
いつもの旅とは違い ゆっくり昼前の旅立ち 土曜日の11時にやっと全員が揃い 曇り空の下 千葉・京葉道路武石ICから珍道中が始まった 首都高環状線・新宿地下トンネルあたりから 中央高速へ向かう ポツポツ降ったり止んだり それでも 快調に 富士山目指して 安全に突っ走る 10何年ぶりに走る 中央フリーウエー 歌は忘れた・・・・・・・・・・ 談合坂SAでトイレ休憩 ちょうど昼時だったが 夜宵は朝飯をたっぷり食べていたので 各自てんでんばらばらに 軽~~く済ませた 山があるのに雲で見えない山梨みち 天気さえよければ 綺麗だけど世界遺産になれない富士山が見られるのに・・・・・・ 天気予報も悪いせいか 週末なのに車が少ない中央道を 大月から河口湖方面へ分岐 そして 13時 千葉から2時間のあっという間のドライブだった こわ~いお化け屋敷に入りたい男2人 お化け屋敷より絶叫マシーンに乗りたい男1人 両方体験してみたい女1人と どちらも嫌な男女2人 雨次第で 絶叫マシーンは 運行中止になるという まず 4人が並んだのがドドンパ ライフルの弾のように 長い発射口から飛び出していく 乗り物酔いしない方の夜宵も 見ているだけで心臓がキュッとなる 2秒で170km/hになる発射Gに酔いしれたFも さすがに身体が持たなかったようだ 絶叫マシーンにまだ酔いしれたい1人とその友は そぼ降る雨の中 濡れるのもええじゃないかと 並んでいたら 雨のため打ち切りに そして オーソドックスなフジヤマに並ぶと また 打ち切りにあっていた チケット代の払い戻しは 申し出た人にだけ対応していたようだ 不親切な案内に ちょっと怒っていた 女性2人は いつの間にか姿が見えなくなり お茶していた F(浮き浮き)と夜宵(渋々)は 一番怖~い 目的のお化け屋敷を目指し ほかの4人と合流できることを期待しながら 雨に濡れながら 歩いていた カップルに混じりながら 入り口に着くと 待ち時間50~60分と張り紙があった 中にはいるとさらに50分はかかるのだから 残念だけど あきらめることを F(渋々)と夜宵(浮き浮き)は 即決した 雨はだんだん強くなり だれとも合流できず Fと夜宵はハイランドを出て 駐車場の車へ戻る 車に置いてあった携帯から 連絡を取ると 4人は まだ中にいた 15時半 富士急ハイランドから下部温泉へ向かう 本栖湖から見える富士山は 千円札に使われているらしい が 全く見えない くねくね 山道を下り 17時チェックイン 部屋に入るなり 冷蔵庫からビールを取り出し乾杯 冷蔵庫内の6本がなくなり いつの間にか18時 お風呂に入る間もなく 夕餉の時間となってしまった 夕餉の後は 蛍の夕べが待っていた ホテルの送迎マイクロバスに乗り込むこと10分 賑やかな酔っぱらい6人組と静かな旅行客数組 ひょっとして 迷惑になってる? 蛍の住処に近づくと ライトを消し 真っ暗な駐車場で下ろされる 道路のすぐ下から聞こえる水の音の中に ほんのり黄緑色のLEDのような明かりが ふわ~りふわ~りと ふたつみつ 浮かんでは消え 消えてはまた儚げに みつよつ 闇を漂う そんな蛍に酔いしれた瞳が ファインダーごしに 漂う蛍の営みを シャッター開放にして撮ろうとしたが ただ酔うだけの夜宵の脳は 動かなかった それでも 瞼にだけは焼き付け バスに戻る ホテルに戻るバスの中でも 賑やかなのは6人だけ 困った御一行だ あぁ~ サクランボまで いけなかった お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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