塾が願書出し忘れ
中学入試願書を塾が出し忘れたというニュースです。mixiの国内ニュースのヘッドラインにあったので,気になって読んでみました。ニュースの主旨は,「中学受験指導塾が,塾生2人分の願書を提出し忘れ,該当児童はその学校の入学試験を受けられなかった」というものでした。この記事を見て驚いた点は,「願書を塾が出す」というところ。私自身,学生時代,個人の中学受験の塾でアルバイトさせてもらっていましたが,願書は個人が出すと思っていたので,全く知らなかったです。ただただ,「なんで塾で一括して出すの?」「本人が自己責任で出さないの?」と不思議なのです。中学入試の常識として「塾から願書を出す」のが常識なのですか?もしそうだとすると,合格枠が塾ごと割り振られているの?と勘ぐってしまいます。記事の中に「私立中は例外は認められない」とありますが,この手の期日は厳守は当然の態度なのだろうと思いました。しかしながら,この2人のお子さんはあまりに運が悪く,大変気の毒だと思います。きっと,釈然としない気持ちでいっぱいでしょうね。努力してきたお子さんに何の罪もない・・・。それにしても,不可解です。-----以下,本文そのまま引用 2010年02年06日 毎日JPより----------- 名古屋市千種区に本部のある中学受験専門進学塾「西塾」(水野正雄代表)は6日、児童2人分の入試願書を出し忘れたと発表した。該当する中学の入試は7日に行われるが、2人は受験できなくなった。 西塾によると、児童の願書は塾側で取りまとめ一括して中学校に郵送している。出し忘れたのは、名古屋市内の私立中を志望する2人の児童の願書。2人は同中の願書取りまとめ担当者が勤務する教室の児童で、担当者は他教室の志望児童10人分は郵送したが、自教室の2人の願書を封筒に入れ忘れたという。 2人の保護者は受験料をすでに払っていたが受験票が届かず、私立中に問い合わせて発覚した。塾側も私立中に受験できるように働きかけたが、「例外は認められない」と答えられたという。水野代表は「塾のミスで大変申し訳ない。今後、チェック体制を強化し、体制を立て直したい」と話した。【鈴木英世】