Soft Tissue Surgery 1日目
今日から軟部外科でした。軟部外科では、外来の日は、教授やレジデントの監督のもと、外来の日には先生ごっこをやります。一連の流れは・・・患者が来ると呼び出しがかかる↓患者のカルテを読む(アンド下調べ)↓患者&飼い主をロビーまで迎えに行く↓飼い主さんと話す。患者についていろいろと質問。↓ペットを治療室に連れて行って、身体検査などをしつつ、教授やレジデントにそのペットについて説明↓自分の意見を教授やレジデントに説明。教授の意見も教えてもらい、これからの治療方針を決める↓飼い主さんに説明(大体の場合は生徒が説明。)↓入院の場合は、そのペットの担当者イコール私になる↓手術前の採血や尿検査をやる↓手術の前の薬や、手術中の点滴、手術後の薬などの注文を薬局にする↓その間に、退院のときに飼い主さんに渡す書類を作成し始める↓適当な時間を見計らって、患者を外にトイレに連れて行ったり、飼い主さんにペットの様子を伝えるのに電話したり、夕方のラウンドで教授やレジデントや同じローテーションの生徒に自分のケース&意見を発表したりなどなど、今日は結局は私が担当したのは外来2件と前のローテーショングループからの引継ぎ1件だったのに、かなり忙しかったです。私が担当した外来2件の中の1件は手術後の抜糸だったので、飼い主さんとはそのペットの事についてや「ゴールデンレトリバーは人を噛む犬種じゃないと思っていた」って話をして終了~。飼い主さんとの会話は一瞬だったのですが、その後のなれない書類記入に時間がかかったよ~。外来2件目はEctopic Ureters(異所性尿管)のラブでした。Ectopic Ureterはメスの方が圧倒的に多いんだけど、この犬はオス。もう既に他の獣医さんによって異所性尿管って診断されていたので、犬のオシッコ漏らしについての質問はできたのですが、「この犬が何歳のときに飼いはじめたの?」とかそういう基本的な質問はすっかり頭から抜けていました・・・。あちゃちゃ。飼い主さんが手術を受けさせる気満々で来たので、この犬は即入院になり、明日手術になりました。泌尿系の手術で有名なM教授がやる手術なので、今からすごく楽しみです。引継ぎの一匹は明日退院。下痢がちょっと心配ですが、TPLOの手術も無事に済み、檻の中でワンワンとよく吠えて元気。しかし、軟部外科のうちのワードになんでTPLOがいるんでしょう・・・?こう書いてみると実質一匹しか担当していないような感じだなぁ(^^; コンピューターと書類に早くなれないと!明日は手術の日です。