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アインファーマシーズの第1四半期がでました。これを書いている途中にヤスイノさんが今日の日記に既に書かれたのに気がつきました。ネタが重なるとは思いましたが、私は他にネタもないので書きつづけます。ヤスイノさんは経理の専門家であり、私は理系の研究者なので比較しないようお願いします。
前年度第1四半期と比較して当期連結の第一四半期成績は売上高187億円(49.1%増)、営業利益7.2億円(92.8%増)、経常利益7.2億円(59.5%増)、純利益2.1億円(10.2%増)という結果です。減損会計のため固定資産の減損を3億円行っているので、純利益は実質5億円ということになります。 アインファーマシーズの連結決算において、前年度途中でアインメディカルシステムズを子会社化したり、リジョイス薬局をM&Aしたため、前年度の第1四半期の連結で比較するのが良いのかわかりませんが、まあ順調に業績を伸ばしているのではと思います。 会社の当期予想では通期連結で売上高785億円(37.7%増)、経常利益35.4億円(14.9%増)、純利益15億円(61.2%増)を予想しています。ちなみに前期通期連結では売上高571億円、営業利益28.7億円、経常利益30.8億円、当期利益9.3億円でした。 私は企業の業績評価を売上高と売上高営業利益率の2つでいつも評価しているのですが(経常利益や純利益は会計上の処理の問題を理解しないと評価が難しいので)、前年度通期の場合売上高営業利益率は5.03%です。今回発表のあった当期第1四半期だと売上高営業利益率は3.85%です。 前年度通期の売上高営業利益率より当期第1四半期の売上高営業利益率の方が低いと思われるかもしれませんが、これは調剤薬局四半期決算の季節性(前半の売上高営業利益率が低い)によるものと思われます。新入薬剤師を大量採用したりで前半は人件費が売り上げに比して相対的に増えるからでしょうか。 前年度の第1四半期売上高営業利益率を計算すると2.99%なので、むしろ当期第1四半期の売上高営業利益率3.85%の方が改善しています。売り上げと売上高営業利益率を指標として業績を追っている私としては満足する結果です。 アインファーマシーズはこの結果を受けて明日株価は上昇するでしょか?この辺は本当によくわかりません。四半期決算が良くても翌日株価がほとんど動かないことも多いですし。あるいはこの四半期決算を評価しない投資家もいるかもしれませんし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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