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アインメディカルシステムズはアインファーマシーズの子会社です。子会社である企業の株を買う場合、親会社に将来合併させらる危険のあることを子会社リスクというそうです。もちろん親会社に有利で子会社に不利な条件での合併を予測してですが。
私は今まで自分が保有していた銘柄が親会社(ないし筆頭株主の会社)にTOBを受けたり、株式交換によって合併させられたりしたことが2回あります。 TOBを受けたのは八重洲の土地持ち企業である国際観光会館9718でした。八重洲口の開発に伴う資産バリューで買ったのですが(今年の前半はこんな株買ってたんですね)、買ったとたん筆頭株主の三井不動産からTOBを受けました。ちょうとフジテレビとライブドアのTOBの最中のできごとだったんですが、こっちのTOBは全く話題になりませんでした。たしか590円ぐらいで買ったら500円ぐらいに株価が下がって困っていたら、TOB価格が発表され株価が630円ぐらいになって喜んで売りました。 もう一つはコナミ東京です。これは去年買ったのですが、買ったとたん親会社のコナミが株式交換での合併を発表しました。コナミ東京はコナミグループの中では優良な高利益のでる子会社だったのですが、親会社の株と交換されてしまうことになりました。コナミ本体の株はあまり魅力がなかったので交換前に売ったと思います。 しかしこの頃はバリュー投資家のパクリに専念していましたね。 本題に戻って、アインメディカルシステムズの場合も当然親会社のアインファマシーズからTOBや買収を受ける可能性はあります。でも個人的にはあんまり心配していません。 仮に株式交換によってアインメディカルがアインファーマシーズに吸収されたとしても、アインファーマシーズの株が手に入るわけです。コナミとコナミ東京は利益率がかなり違う会社ですが、アインメディカルとアインファーマシーズは会社の内容がほとんど変わりませんし。だいたいアインファーマシーズはヤスイノさん、inatoraさん、okenzumoさん、Rionちゃんが買っているぐらいの優良株なので、こんな良い会社の株と交換してくれるというのは全く問題ないです。交換比率もたぶん株価に応じた比率になるでしょうし。 あるいはもし親会社のアインファーマシーズがTOBでアインメディカルを公開買い付けをした場合、私は喜んで売るタイプです。現在の株価以上に少しでも高く買ってくれるならありがたいと思って売りますね。80万円台で集めて3ヶ月待ったら110万円台になっただけでも感謝しているのに、それにまた上乗せしてTOBしてくれるなら喜んで売ります。売ったお金でアインファーマシーズの株を買っても良いと思いますし。 結論をいうとアインメディカルシステムズの場合、子会社リスクというのは親会社のアインファーマシーズが立派なのであんまり心配していません。親会社が駄目だと優良な子会社の株主は心配だと思いますが。 むしろ個人株主にとってアインメディカルのリスクは流動性の問題ですね。1単元が高いのでなかなか個人株主には買いづらいです。時価総額も低いので機関投資家もあんまり買わないでしょうし。 でも流動性が低いおかげで、これだけ成長性のある株がアインファーマシーズや阪神調剤と比べて低めのPER13前後に放置されていると判断して買い増ししたわけです。まあ流動性のリスクは仕方ないんじゃないかと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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