カテゴリ:カテゴリ未分類
株式を購入する場合、自分の買おうとしている銘柄が同じ業界の他の会社よりも優れているか割安かどうかを調べて買うこと、これは正しい投資行動である。
でも同業他社比較をやらないで株を買っている個人投資家多いですよね。初心者の投資家は自分が知っている少ない銘柄の中から投資先を探す場合が多いですよね。なぜ投資家は日本株でも4000近くの銘柄があるのに、いろんな銘柄を探して回らないのだろう。自分が知っている銘柄以外にあまり投資対象を広げない、これは個人投資家が陥りやすい投資行動のパターンだと思います。 私が思うにこれは恋愛や結婚の行動パターンと似ていますね。普通の人は恋愛相手や結婚あいてを身近な数人から選びますよね。常に自分にはもっと優れた恋愛相手や結婚相手がいるのではと思って、パーティーに毎週出かけたり、見合いを繰り返す人は少ないと思います。 むしろそうやって常によりbetterな恋愛相手や結婚相手を探していたら、アサマシイとか計算高いといわれて非難されかねません。毎週お見合いパーティーに出かけても、世間から「嫁探しに必死に努力している」と誉められることはあまりないような気がする。おそらく求職活動も同じような感じかもしれません。 正しいと分っている同業他社比較をしないのは、「他に目を向けるよりも、自分の知っている世界で相手を見つけることが大切」という人間の本能的な行動パターンからくるのかもしれません。結婚相手にしても仕事にしても、いろいろ探し回るよりも、目の前の良い相手で満足するようにと、生存本能が命令しているのかも。 素人投資家が、それが良いことだとはわかっていても、どんどん他の銘柄を調べたり、同業他社比較をあまりしないのは、案外こういう人間の持って生まれた「身近なものから選ぶ」という行動パターンによるもののかもしれません。なぜ投資家は他社と比較して銘柄選択をせず、自分の知っている銘柄を選ぶのか、行動ファイナンスの一つとして研究しても面白いと思います。 人間はなんで恋愛相手や結婚相手を決めるときに同業他社比較を徹底してやらないのだろうか。おかげでとんでもないダメな奴が、気立ての良い美人と結婚したりするんですよね。世の中不思議です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|