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サンクスジャパンの中間決算がでました。
売上高383億円営業利益7億円経常利益7.28億円中間純利益1.08億円でした。 前期中間期は売上高360億円営業利益6億円経常利益6.1億円純利益3.2億円でした。 売上高、営業利益は予想通りの増収増益でしたが、純利益は減損処理のため減益となりました。売上高や営業利益は四季報予想よりも良かったのですが、四季報では減損処理により純利益の低下は予測していなかったようです。 私は減損処理という会計の仕組みをあまり良く理解していません。今回のサンクスジャパンの減損処理は「店舗および遊休資産について営業活動から生じる損益が継続してマイナスで資産グループの帳簿価額を回収可能価額まで減額した」そうです。 いくつかよくわからないことがあります。 1)会社の業績予想や会社四季報では減損処理を予測していなかったがdsan2000さんは減損処理の額まで予測しておられたとのことです。減損処理というのは予測できるものなんでしょうか。また予測可能ならどうやって予測するんでしょうか。会社は減損処理を予想している場合は予告義務のようなもの(少なくとも業績予想に織り込む)はないのでしょうか。 2)会社は第1四半期の時点では中間決算に減損処理を予定していない数字を予測していました。減損処理というのは、会社が自由にやる時期を決めて良いものなんでしょうか(会計の教科書には固定資産が減損した時に評価すると書いていますが実際は会社が適当な時期を選んで行っているような気もする)。サンクスジャパンの場合この3ヶ月以内でいきなり固定資産の価値が下がったとは思えないので。会社も営業利益が伸びているときに減損処理を行うことが多いのだろうか。その方が税金払うのが少なくて済みますよね。 3)営業利益や経常利益が増益で純利益が減損処理で減益の場合、株価はどう反応するのだろうか。純利益が下がるから株価下落か、あるいは本業の営業利益経常利益が伸びているので株価上昇だろうか。 もう少し会計の勉強をしないといけないなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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