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レオックジャパンは病院、介護施設、会社向けの給食受託を行っている会社です。給食委託というと日清医療食品が有名ですが、レオックジャパンはM&Aでいくつかの会社を子会社化して成長を続けています。病院に関しては今後給食受託はそれほど伸びないかもしれませんが、老人介護施設では順調に成長しているようです。
この会社の前期の成績は売上高445億円、営業利益8.9億円、経常利益8億円、純利益8百万円でした。前期は減損会計の影響もあり純利益が低くなりました。 当期予想は四季報では売上高460億円、営業利益10.3億円、経常利益9.5億円、純利益4.6億円です。今日現在の時価総額が55億円です。当期予想だとPERは11.9になります。 山口揚平さんのいう事業価値=営業利益×10でいくと時価総額55億円で事業価値=10.3×10=103億円です。この計算だけでもかなり安いかなという株価です。ちなみに同業の日清医療食品は当期営業利益四季報予想が135億円で時価総額は1260億円です。 この会社の当期第1四半期ですが、表にあるように売上高営業利益が急速に改善してきています。給食委託による売り上げはデジタル家電のように業績が不安定ではないので、当期は四季報の予想よりは良い結果が期待できると思います。単純に第1四半期を4倍すると営業利益予想は16億円です。 この会社は第1四半期で売り上げ高営業利益率を改善させているのですが、それは連結調整勘定を年間6.6億円償却しながらの結果です。今は自己資本比率は低いですが、順調に改善していくのではと思います。 売り上げの成長性はそれほど高くはないのですが、収益のバリューに比べて時価総額が少し低すぎるように判断しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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