カテゴリ:投資について
去年まではほとんど損きりなんてしなかったのですが、最近損きりも必要かなという気がしてきました。長期投資では損きりが必要がないという意見もありますが、やはり必要な場合はした方が良いのではと思います。 自分の銘柄選びに絶対の自信がある人は損きりは必要ないんでしょうが、私はちょくちょく銘柄選びを間違えます。間違えは認めないといけないと思いますので、私には損きりが必要です。 自分がやった一番思い出に残る損きりは調剤薬局のアインメディカルシステムでした。正確にいうと損きりというほどの損はなかったのですが、ウエイトを一番高く置いていたのに気持ちが変わって売ってしまったという感じです。 売った理由は簡単で、アインメディカルの業績予想が自分には難しいのが分ったからでした。医療制度という不安定なシステムの影響で収益が左右されすぎて、会社の業績が予想できないのです。自分には難しすぎる銘柄と判断し売ってしまいました(ちなみにこの頃はとにかく長期に持つのが株式投資では良いことなんだと思っていたので、たまに高騰しても株価が落ちてくるまでしっかりホールドしていました)。 現在の保有銘柄でも銘柄で含み損のある銘柄を持っています。不動産流動化銘柄(パシフィックが中心ですが)、ポイント、大新東、コスモス薬品等とレパートリーは豊富です。時々含み損の合計金額に頭がクラクラします。現在の私のPFは、こういう親不孝な銘柄たちをチムニーの含み益でなんとか支えているという状態です。 含み損になったらあまり考えずにドンドン損切った方が良いのかもしれません。ただ上記の銘柄達はあんまり損きりができないんですね。アインメディカルのように業績に不安を感じた場合は損きりの判断がやりやすいんでしょうが。不動産流動化銘柄等は業績自体は自分で予想した範囲内だし、今のPERだったら新規に買っても良いと思っているような銘柄だから損きりしないんでしょうね。 自分の予想を裏切らない程度の業績を出しているのに、株価が下がってしまった銘柄は損きりが難しいですね。まあ高PERの時に買ってしまった私がアホなんですが。 銘柄選択に自信がない私は、もっと損きりを自動化した方が良いのかなと思うこの頃です。まあでも1年ぐらい持てばなんとかなるよという声も聞こえてくるので、ダラダラとホールドしています。
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