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嵯峨野散策　続きです

常寂光寺のお庭で　清らかな風にあたったあと

竹製品のお店　《定家》　　　小倉山の麓ですからね　藤原定家の「定家」かな？

お店に入って涼しさに　ホッとして

お茶を出して下さって　ホッとして

竹細工の色々に癒されて　ホッとする

お茶をいただいたのは　竹のコップ　　触感がなんとも優しくて

あれもこれも　欲しかったけれど、荷物を増やしたくないので（我らの最終目的地は大阪ですから）断念　　

ただ娘がおばあちゃんにと　出し巻き卵や巻き寿司に使う　「巻きす」　をお土産に買いました

これで美味しいお料理　よろしくねって　ことね。

さぁ　この辺りで　お昼ごはんを食べたいところ

湯豆腐のお店が多い　それは・・・ちょっとぉ・・・ダメよ　こんなに暑いのにぃ

まぁ　歩いていく道で良さそうなお店が有ったら入りましょう　と進みます

実は　その日の京セラドーム　初レストランシート（ビュッフェスタイル）　ある程度　お腹減った状態で臨みたい

ほどなく　格子窓が素敵で　涼しげな店内　「中庭を眺めながら　おくつろぎください」～の誘い文句を掲げるお店に出くわす

決めました　

《甘味カフェ　ふらっと》　

甘味処のようですが　お蕎麦も・・・ちゃんと湯豆腐もある^^;

　　　　　　
「茶ざるそば」をいただきました　コシのある美味しいお蕎麦でした

「わらび餅」　「あんみつ」　など　食べたい物がたくさん有りましたが
なんせ　前述の諸事情が・・・(・・;)

いつまでも　のんびり居たい　心地の良いお店でした　
　あっ　ＢＧＭ　のボサノバも良かった！

お腹　満腹になったので　お次へ

《祇王寺　ぎおうじ》　　小倉山の麓の尼寺

平家物語　に登場する白拍子「祇王」　

歌と舞が見事だった上に美しかったため　平清盛に気に入られ　妹や母までもが清盛の世話になる
ところがある日　別の白拍子　仏御前に心を奪われた清盛に突然出て行くように言われ

出家し　この祇王寺で同じく出家した母と妹　
そして最後には仏御前もいっしょに静かに念仏を唱えながら過ごしたとされるお寺

清盛のやりたい放題のお話ですが

お寺は　本当に静かで穏やかな　まさに隠棲するにふさわしいお寺

　　　　　
　　　　
竹林が見え　苔が美しく　暑い日だというのに寒いくらい　心が清められるような所でした

４人の尼が暮らしていたことを思うと寂しい場所です

このお寺に入る時に迷ったことが！

この祇王寺は大覚寺の塔頭　両方拝観なら共通券が有り　お得というもの

大覚寺は　ここから　歩いて30分　さぁどうしますか？

　　実は我々　嵯峨野の駅からの歩き方で計画段階から迷っていたことが有った
　　大覚寺から歩くか？　逆に　野宮神社から歩くか？

　　なにしろ　３時ごろには京都駅を出発したかったので
　　どこを省くか　というのもかなりの問題だった

　　「竹林」と「祇王寺」ははずせない　
　　「大覚寺」にするか「清涼寺」か　？？　

この時点ですでに「天龍寺」「二尊院」もうひとつ「大河内山荘」を諦めている

もっと言えば　鳥居本にも行ってみたかった
　
《鳥居本　とりいもと》　愛宕神社の門前町で　すごく情緒のある町並み　

写真を見て　行ってみたいと思ったのですが・・・これはただの欲張り

この先のことは　祇王寺まで辿り着いた時点で考えることにしていた

拝観受付で　みなさん「３０分」と聞いて諦めていた様子

われ等は共通券を買いました

ここからが　結構大変でした　

山のお寺はウソのように涼しかったのですが、歩く道は　きれいに舗装され日影さえ無い　

その道のりを　黙々と歩く

でも　山麓の田舎の風景は「美しい」のひとこと

山があって　田んぼがあって　萱葺きのおうちがあって　　これでここにタモを持った少年を置いたら

絵に描いたような　夏の田舎の風景　「いいねぇ～」などと言いつつ

そうそう

祇王寺の受付で　「分かりやすい地図をあげます」といただいた　紙を握り締め　ひたすら歩く

　　　　　　
　　　　確かにシンプルで分かりやすい　シンプルって・・本当に何も無いところだから(^_^;)

３０分？？？？

私たち親子　１７分で歩きましたけど！

「歩くの速い」とよく言われますが本当なの？私ったら　まだまだイケるやん　フフッ

さぁ～て　到着です

《大覚寺　だいかくじ》