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テーマ:バラがすき!(30716)
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去年バラの図鑑で写真を見て一目ぼれした粉粧楼。 画像の整理でもしようかと、過去の画像を見ていたら、 すっかり惚れ直してしまいました。 花 posted by (C)エドアルダ 6月ごろに新苗を買って育てはじめ、 夏に摘蕾をやめた途端に、 束になってわーっと咲き始めたのには驚いたのなんの。 498円の苗だったし、株ははっきり言って貧弱なんですけどね。 うすーい紙のような繊細な花びらがふわふわと重なる様がたまりません。 花茎が細くてしだれ気味に咲くところもはんなりしていてよろしい。 おまけに花の色・形の変化が激しくて、おもしろいんです。 カップ咲きになったり、ロゼットになったり、グリーンアイになったり。 ほとんど純白だったかと思えば、 紫がかったピンクで咲いてみたり。面白いですね。 うっかりバラに興味がない人に「かわいいでしょー」と自慢すると、 「え・・なにその小さいバラ」とか言われちゃったりもしました。 やっぱり、ハイブリッド・ティー信仰は根深いのね。 ちんちくりんとまで言われちゃったことも。 そもそも、ちんちくりんってなによ、ちんちくりんって。 変な言葉。 いいんですっ、小さくたって。ぷんぷん。 あまりにたくさん画像が残っていたので、 集めてみました。しつこくてごめんなさい・・。 粉粧楼いろいろ posted by (C)エドアルダ そいでまた、 この粉粧楼ときたら、 出自が謎なところもなんか素敵。 謎めいているほうが、美女っぽいでしょ? ===オタク注意報!!どうぞ飛ばしてください===。 先週図書館でBISESの2006年6月号で梶みゆき氏のインタビューを 読んでいたら、粉粧楼に関係した話題が。 英国のバラ研究家のPeter Beales氏に、 御自宅のバラの写真を見せたところ、 ほかのバラの名前はすぐに言い当てたのに、 粉粧楼だけはわからなかったのだとか。 ってことは英国では流通していないのでしょうか。 日本ではこんなに流通しているのにね。 それで、ますます興味が湧いてきました。 ネットで粉粧楼の出自に関しての記述(日本語と英語)を探してみたら、 (1) Rosa indica odorata, Hume's Blush Tea-scented China か またはその選抜種 (2)宋代から伝わる中国の園芸種 (3)まったく不明。あきらめモード。 という三つに大別できました。 個人的には(2)を信じたいなあ、と思うのですが。 中国の宋とか、明とかの庭園にこの花が咲いていた様を想像すると、 楽しいからってだけですけれど。 で、肝心な中国文化圏ではどう言われているのかなあ、と思って 台湾のサイトを検索してみたら、 日本のとまったく同じような姿の粉粧楼が流通しているようですね。 ただし、漢字や英語表記が日本とは違うのでややこしいー。 日本の本では Fen Zhang Lou と書かれている場合が多いですよね。 アルファベット表記では、Fun Jown Lo となっている場合が多いような気がする。 これは・・・中国語と一口で言ってもマンダリン、 広東語とかいろいろあるからでしょうかね。 漢字も台湾では字体が違うから、 ?瑰 粉妝樓 で検索してみたら、 たくさんヒットしました。 ああ、中国語が読めないのは残念。 ネットの翻訳サービスを使っても、中→英の翻訳はかなり苦しいですね。 ファンが多いみたいだなあ、ということはなんとなくわかりましたけど。 それから、強健・多花とか突然わかる熟語が出てくるのも楽しかったりするし、 もっと読んでみたいです。 まとまりなくてごめんなさい~~。 とりあえず・・・情報求む~~~。 そういえば、全然関係ないけど、ジョン・ローンっていう俳優がいましたね。 すごーく好きだったんですけど・・ どうしているのかなあ、とふと思いました。 追記: 一年近く悩んできた問題ですが、 ラッキーkikiさんとも~どさんから教えていただいた情報により、 粉粧楼が実は Clotilde Soupert という、 1890年発表のポリアンサローズ(polyantha) であったことがわかりました! あああ、ものすごくすっきりした・・・。 どうもありがとうございました! それから・・ピーター・ビールス氏の本で確認したら、 この品種もしっかり載っていました。 あまりに色が変わるから、わからなかったのでしょうか!? 粉粧楼花壇の野望? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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