テーマ:今日の出来事(292974)
カテゴリ:リウマチ治療
今日は、N市で行われた市民公開講座に参加してきました。 『よくわかるリウマチ関連疾患のお話-病気に負けず、明るい未来をめざして-』 と題された講座です。 三部構成の講演でした。 私には難しい話も多く、日頃の不勉強を反省しています。 お役に立てるか分かりませんが、聞いてきたこと(聞き取れたこと)を以下に書きたいと思います 1 骨粗鬆症と骨折のお話 -寝たきりにならないために (1)はじめに・・・ ・現在の日本の平均寿命は男性79.0歳、女性85.8歳。 ・平均寿命=健康寿命+不健康寿命。 ・「健康寿命」とは、元気で活動的に暮らせる長さのことをいうそうです。 ・現在の日本の平均健康寿命は男性72.4歳、女性76.7歳。 ・高齢になればなるほど不健康な期間が長くなる(寝たきりになる率が高くなる)。 ・寝たきりになる原因の多くは骨折や転倒で、大腿部骨折が寝たきりの70%を占める。 ・健康寿命をできるだけ長くする=元気で活動的に暮らしていくには「骨粗鬆症や 転倒の予防と治療」が大切。
(2)骨粗鬆症 骨粗鬆症の原因 カルシウム不足、女性ホルモンの欠乏、カルシウム調整機能の低下、 加齢による骨量の減少、ステロイド薬投与、糖尿病等・・
骨粗鬆症になりやすい人 女性、痩身者、運動不足で筋力が低下した人、胃腸の弱い人、喫煙者
予防するには ・適度な運動・・・ヨガや四股を踏むのがいいと言われているそうです。 水泳はこれに関しては余り効果がないと言われているそうです。 ・日光を浴びる ・カルシウム(牛乳や小松菜)、ビタミンK(納豆やキャベツ)、ビタミンD(鮭や卵)の摂取
ちなみに一人当たりの牛乳の摂取量が最も多いのは神戸なんだそうです。 閉経後の60歳代中心の女性のほぼ1/3はビタミンDが不足していると言われるそうです。
治療薬 ビスホスフォネート、エストロゲン製剤等
(3)転倒予防 ・室内の整理整頓 ・カーペット等のゆるみ、たるみを作らない ・階段に手すり、滑り止め等を付ける ・正しい歩き方、靴選び ・転ばない体作り ・・・ バランス訓練、ストレッチング等 薬を飲む人ほど転倒する率が高いそうです。
(4)まとめ ・健康寿命を長くする ・骨折(特に大腿部骨折)を起こさない ・骨粗鬆症と転倒を予防する
骨密度が低いから(骨粗鬆症だから)膠原病になるわけではなく、 膠原病(リウマチ)になるとステロイド剤を使う=骨粗鬆症になりやすいので 予防することは大切ということです。
長々お付き合いありがとうございました。 何だかうまくまとまらずすみません(^^; 続き(膠原病と関節リウマチ)については次回で・・・。 おやすみなさ~い
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Last updated
2007.09.16 15:36:17
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