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来年の大河ドラマです。
風林火山の聞くとまあ、武田信玄なわけですが 原作者誰だったけ? てなわけで本屋に走りましたところ 井上靖さんでした。 この方作品は高校時代に 『額田女王』を読んでます。 あまり歴史小説という印象はなく 物語として楽しんだ記憶が。 他の作品を読んだ友人いわく 読みずらい とのことでしたが 歴史小説としては確かにそうかもしれません。 どちらかというと歴史については 淡々と事実を追うような感じで その中でそこにいた主人公の主観が 要所要所で語られます。 人の思惑が絡まりあい時代や物語が動くのを楽しむのではなく 主人公の思いに共感する楽しみ、とでもいいましょうか。 ともすれば単調になりがちな語り口のはずなのですが とても引き込み方が上手いので むしろ主人公の気持ちに集中しやすい感じです。 歴史小説として読むには 違和感ありやもですが 小説としてならいい作品だと思います。 只今『風林火山』3/4まで読了。 山本勘助はどうなるのでしょう?どうするのだろう? 楽しみです。 これ読み終わったら 次は信玄や謙信が主人公のものを 読んでみたいと思います。 どなたかオススメありましたら御一報ください! そういえば何年か前に 謙信女性説 とかもあったなぁ(余談)。 しばらくぶりに私的歴史ブーム再来です! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.11.24 23:48:12
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