失われた過去を求めて26
▼リーダーの名は?秋山さんの説明は続いた。「富士山のそばの山梨県忍野村周辺にはストーンサークル(環状列石)があるのですが、私にはそれが気球の発着場に思えてしょうがないんです。静岡県の愛鷹山とか、藤枝市のびく石山に行かれると、何か感じるものがあるのではないかと思いますよ」「前世の記憶が蘇るかもしれない?」「そうです。どうやら日本に来てから長生きして、薬草の研究をしていたようです。そのような姿が見えます」日本に来てから長生きしたという秋山さんのリーディングは、私が退行催眠中に見たビジョンの内容と一致していた。私は若くして(10代か20代で)日本に来て、年老いてからは富士山近くの山の中で暮らしていたというイメージである。そうした場所へ行っての検証作業は後で実施するとして、私は再び、時代に関する話に戻した。というのも、前世リーディングや前世療法では、古い時代に遡るほど時間の概念があやふやになると秋山さんが言っていたことがあったからだ。昔の人は時計やカレンダーなどをもっておらず、学者や政治家でもないかぎり、西暦何年とか、どの天皇の時代の何年といったことをわかるはずがないのだという。ではどうやって時代を知ることができるかというと、それは街並みとか服装で感じることしかできないのである。「平安時代といえば8~10世紀ごろですが、そのころエジプトは既に衰退して、世界の第一線から退いていたはずですが、本当にそのころ高度な技術を持った部族がエジプトにいたのでしょうか」「表舞台には出てこないで、秘密結社のように技術を守ってきた人たちがいたと思います。11世紀に十字軍が中東を進攻したとき、秘密の技術をあさったことがあったと聞いていますから、エジプトにそうした隠された技術があったのではないでしょうか」「どのような服装でしたか」「白い布を頭の後ろにたらしたエジプト風の頭巾を被っていました。赤と青が交互に縁取られたインディオのような服装も見えます」「気球でエジプトから日本に渡ってきた人たちは、どのぐらいの規模だったのですか」「1000人ぐらいの大隊でした」「リーダーはいたのですか。誰が大隊を率いていたのでしょう?」「リーダーの名は●●●●●」「私は何と呼ばれていたのですか」秋山さんは少し間を置いてから答えた。「●●●●●です」(続く)お知らせ:リーダーの名前は今後の検証のため明かせませんが、私の名前は明日のブログでご紹介します。そこで問題です。直感や霊視で私の名前を当ててみませんか? 見事当てられた方には豪華賞品(?)と賞状(?)を差し上げます。黒丸の数と同じ五文字です。最初の文字は「シ」、最後の文字は「ヤ」。我こそはと思われる方は、ユニークな名前をお寄せください。